フリータウン共同菜園(モーニー・オジュク農業組合/シエラレオネ)
Freetown, Sierra Leone · 運営: Mornie Ojuku(農業組合)
概要
フリータウンのマングローブ湿地に開いた約2haの共同菜園。男女35人の組合員が1世帯1区画で野菜とイモ類を育てる。堆肥と灰だけで土と虫を手当てする栽培で、内戦後の都市で食と現金収入を支えてきた都市農業の一例。
市民の参加
組合員が1世帯1区画を受け持って栽培する。肥料は堆肥、防虫には灰を使い、購入資材に頼らない栽培をとる。
運営・収益モデル
国有地に開いた菜園をモーニー・オジュク農業組合が運営する。スローフード財団の「アフリカに1万の菜園を」に登録された菜園のひとつ。運営費の内訳は公表されていない。
成果・社会的インパクト
肥沃な湿地の土で葉物・トマト・キャッサバなど10品目以上を育て、組合員世帯の食卓と収入を支える。購入資材に頼らない堆肥中心の栽培を組合の共通のやり方として定着させている。
土地・運営形態
国有地に開いた菜園を区画に分けて組合員へ配る。契約の形は公表されていない。
作物
- レタス
- キャベツ
- トマト
- ジャガイモ
- キャッサバ
- トウガラシ
- オクラ
- クレインクレイン(モロヘイヤ類)
- ナス
- カボチャ
規模
20,000 m² — マングローブ湿地のおよそ2ha。男女35人の組合員が参加し、1世帯につき1区画を割り当てる
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
ファンビザナイ・パーマカルチャー・センター(ハラレ)
ZWHarare, Zimbabwe
ジンバブエの首都ハラレ郊外で30年以上にわたりパーマカルチャーと有機農業を教えてきた草分け的センター。都市・近郊の菜園から農村まで、国内のほぼすべての関連プロジェクトに影響を与えたとされ、気候変動に強い都市近郊農業の担い手を育てている。
fambidzanai.org.zw+2
スタッズヨード(イェーテボリ)
SEGothenburg, Sweden
イェーテボリのヘーグスボーやベリーショーンで始まった、栽培と家畜(ヤギ・ブタ)の里親制を組み合わせた近隣型都市農業プロジェクト。
stadsjord.se+1
グローイング・パワー(ミルウォーキー)
USMilwaukee, United States
元プロバスケットボール選手のウィル・アレンが1993年にミルウォーキーで設立した都市農業の非営利団体。市内に残る最後の稼働農場を拠点に、アクアポニックス・堆肥化・土壌再生などの実践と、都市住民向けの研修プログラムを大規模に展開し、シカゴにも事務所を置いた。米国の都市農業運動を代表する存在として国際的に知られた。
en.wikipedia.org
ハタ tainohata playground(神戸市須磨区多井畑)
JPKobe (須磨区), Japan
須磨区多井畑の集落の端にある、まちにひらかれたオープンスペース。労働者協同組合hataが運営し、暮らしの提案の一つに「土ができる暮らし」を掲げる。台所から出た野菜くずを庭のコンポストで微生物が分解して土にし、その土を畑に戻して多様な生き物の暮らす場となり、草花や野菜を収穫して味わうという循環する畑の仕組みに前年から取り組んでいる。地域や利用者にも家庭用コンポストを実践してもらい、できた堆肥を家庭で使うか、余ればハタに持ち寄ってもらうかたちで循環を共有することを目指している。
compost.smartkobe-portal.com+2