クブン・クブン・バンサール(コミュニティ都市農園)
Kuala Lumpur, Malaysia · 運営: Kebun-Kebun Bangsar (founded by Ng Sek San)
概要
クアラルンプール中心部の放置地を再生した約8エーカーの都市農園。気候危機・公共空間不足・食料不安への対応を掲げ、収穫物はスープキッチンや困窮者に寄付される。2022年にはDBKLのモデル・コミュニティガーデンとして認定された。
市民の参加
造園家ン・セックサンが2017年に始めた非営利のコミュニティ農園・都市公園。市民ボランティアが植え付け・手入れ・収穫に参加し、火曜〜日曜は誰でも無料で入園できる。
運営・収益モデル
寄付とボランティアで運営する非営利モデル。高圧送電線下の遊休地をクアラルンプール市庁(DBKL)のローカル・アジェンダ21の枠組みでモデル事例として運営。
成果・社会的インパクト
市民が集う緑のオアシスとして都市の公共空間モデルを提示し、収穫物の寄付で食料支援にも貢献。マレーシアのコミュニティ農園運動の代表的存在となった。
土地・運営形態
高圧送電線下の公有遊休地を市当局の合意のもとで暫定的に利用。
作物
- vegetables
- fruit
- herbs
規模
32,000 m² — About 8 acres of once-neglected land under high-voltage power lines in central KL
メディア掲載(2)
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
Pパッチ(シアトル市民農園)
USSeattle, United States
1970年代に始まったシアトル市の公営コミュニティ菜園制度「Pパッチ」。市内各地で市民が有機的に野菜を育て、各園の「Giving Garden」で育てた作物をフードバンクに寄付する仕組みが根づいている。
seattle.gov+3
マッド・アイランド・コミュニティガーデン(ダブリン)
IEDublin, Ireland
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』にも登場する旧「マッド・アイランド」地区の名を継ぐ、ダブリン都心の共同菜園。市が撤去費用を負担し続けていた荒廃地を住民が緑の交流拠点に変えた事例で、区画を持たない完全共同耕作と収穫の共有を特徴とする。市内コミュニティガーデンの代表例として複数の賞を受けている。
mudisland.ie+1
ランド・オブ・ドリームス 都市農園・文化センター(カナダ・カルガリー)
CACalgary, Canada
カルガリー南東部の公有地30エーカーにひらかれた都市農園。もとは工事用地だった。移民支援団体CCISが運営し、カナダに来たばかりの人たちが南部アルバータの気候で食べものを育てる術を学ぶ場になっている。ブラックフット族の長老ハーマン・メニー・ガンズの導きのもと、条約7号の土地であることを踏まえた学びを組み込む。土づくり、生物多様性、堆肥、養蜂と送粉者の世話を柱に据える。
youngagrarians.org+2
セレス コミュニティ環境公園
AUMelbourne, Australia
1982年設立、メルボルン近郊の元埋立地を再生した10エーカーの環境公園・都市農場。環境教育と都市農業、社会的企業を組み合わせた持続可能性の拠点。
ceres.org.au+1