キースリー救世軍 コミュニティガーデン(英国・西ヨークシャー)
Keighley, United Kingdom · 運営: The Salvation Army Keighley(救世軍キースリー教会・コミュニティセンター)
概要
英国西ヨークシャー州キースリーの救世軍教会・コミュニティセンターの裏庭を、ボランティアのマシューが約1年かけて菜園に作り変えた事例。古いベビーバスにジャガイモ、長靴にトウガラシといった具合に廃材を鉢に転用し、ニンジン・エンドウ・イチゴ・ハーブ・カボチャなどを育てる。収穫物は救世軍のフードバンク、路上生活者向けの食事、家計・料理講座「ヴィクトリー・プログラム」、併設カフェに供給される。マシューはリハビリを経て料理講座に参加し、フードバンクでボランティアをしていたところ菜園の担当を打診された。園芸の経験はなかった。
市民の参加
アルコール依存からの回復期にあった39歳のボランティア、マシューが1人で始め、救世軍の家計・料理講座「ヴィクトリー・プログラム」の受講者やフードバンクの利用者・ボランティアへと輪を広げている。園芸経験のない人でも参加できるよう、廃材を鉢に転用する低コストな方法をとる。
運営・収益モデル
救世軍(英国の慈善団体)の拠点活動として運営。収穫物は料理講座の食材、フードバンクの食料パック、路上生活者向けの食事提供、併設カフェの仕入れに回し、購入費を抑える形で活動費を賄う。
成果・社会的インパクト
食料支援の「出口」(フードバンク・炊き出し・料理講座・カフェ)を既に持つ団体が、その手前に菜園を足した形。収穫物の行き先が最初から決まっているため、余剰や販路の問題が起きにくい。同時に、依存症からの回復途上にある本人にとって菜園が居場所と役割になっており(本人は「これは自分にとって命綱だった。断酒して1年になる」と語る)、福祉と食の循環が1か所で重なっている点が参考になる。地域の花壇コンクール「キースリー・イン・ブルーム」のベストヤード部門にも出品予定。
土地・運営形態
救世軍が所有する教会ホール兼コミュニティセンターの敷地内。
作物
- ニンジン
- エンドウ
- イチゴ
- ハーブ
- レタス
- ワイルドガーリック
- トウガラシ
- グーズベリー
- カボチャ
- ジャガイモ
- ククアメロン
規模
教会ホール兼コミュニティセンターの裏庭。面積は公表されていない。古いベビーバスや長靴を鉢に転用したコンテナ栽培が中心で、キノコ用の小さな温室と屋根つきの休憩スペースを増設中
メディア掲載(1)
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
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