ロン・フィンリー/LAグリーン・グラウンズ(ゲリラ・ガーデニング)
Los Angeles, United States · 運営: Ron Finley Project / LA Green Grounds (volunteer collective)
概要
「フードデザート(食の砂漠)」と呼ばれる南ロサンゼルスで、ファッションデザイナーのロン・フィンリーが歩道脇や空き地に野菜を植えたのが発端。生鮮食品が手に入りにくい地域で、住民自身がDIYで食用庭園を造り、食と健康の教育の場とするムーブメントへ広がった。
市民の参加
近隣住民とボランティアが「ディグ・イン」と呼ぶ共同作業日に集まり、歩道脇の植栽帯や空き地を耕して野菜の食用庭園(フードフォレスト)を自分たちの手で造る。
運営・収益モデル
非営利。寄付やTED登壇・講演収入、ワークショップで運営。資材は寄付や廃材を活用し、市の許可制度に抗議して歩道植栽の権利を勝ち取った。
成果・社会的インパクト
ゲリラ・ガーデニングを世界的に広めた象徴的事例となり、市の規制見直しを促した。住民の食へのアクセスと地域コミュニティのつながりを高め、各地の市民菜園運動に影響を与えた。
作物
- leafy greens
- tomatoes
- peppers
- herbs
- fruit trees
- squash
規模
Curbside parkway strips, traffic medians and abandoned lots across South Central Los Angeles
メディア掲載(2)
関連する事例
キースリー救世軍 コミュニティガーデン(英国・西ヨークシャー)
GBKeighley, United Kingdom
英国西ヨークシャー州キースリーの救世軍教会・コミュニティセンターの裏庭を、ボランティアのマシューが約1年かけて菜園に作り変えた事例。古いベビーバスにジャガイモ、長靴にトウガラシといった具合に廃材を鉢に転用し、ニンジン・エンドウ・イチゴ・ハーブ・カボチャなどを育てる。収穫物は救世軍のフードバンク、路上生活者向けの食事、家計・料理講座「ヴィクトリー・プログラム」、併設カフェに供給される。マシューはリハビリを経て料理講座に参加し、フードバンクでボランティアをしていたところ菜園の担当を打診された。園芸の経験はなかった。
salvationarmy.org.uk+1
シティ・ブロッサムズ(こども主導の地域庭園・ワシントンDC)
USWashington, DC, United States
ワシントンDC出身の二人が2008年に設立した非営利団体で、安全な緑地が乏しい黒人・ラテン系・移民が多い地域で、未利用地を「こども主導の庭」に変える事例。2〜19歳が栽培や調理、青少年協同組合での産品販売を通じて食育とコミュニティづくりを学ぶ。DCと全国で100以上のプロジェクトを展開してきた。
cityblossoms.org+1
サウス・セントラル・ファーム
USLos Angeles, United States
ゴミ焼却場予定地だった14エーカーを全米最大級の都市農園に変えた事例。
en.wikipedia.org+2
杉並区農福連携農園 すぎのこ農園
JPSuginami, Tokyo, Japan
2021年4月に杉並区井草に全面開園した東京23区初の区立農福連携専用農園。約3,200㎡のバリアフリー農園で、障害者・高齢者に農業に親しむ場を提供し、生きがい創出・就労・食育につなげる。
city.suginami.tokyo.jp+1