サントドミンゴ 都市菜園30か所パイロット事業(ディストリト・ナシオナル市役所ほか)
Santo Domingo (Distrito Nacional), Dominican Republic · 運営: ディストリト・ナシオナル市役所(ADN)と農業省・環境省・女性省の4者協定(農業省の女性農業部門オフィス OSAM が「都市菜園プログラム」を所管)
概要
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで、ディストリト・ナシオナル市役所(ADN)と農業省・環境省・女性省が2021年3月に協定を結び、市内3選挙区に各10か所、計30か所の都市菜園を整備するパイロット事業。町内会や個人、とりわけ女性・シングルマザー・若者を担い手に想定し、垂直栽培と平面栽培の両方で野菜・薬草・香草・観賞用植物を育てる。健康な食べものの入手しやすさを高めること、市営市場での販売の場と苗の交換拠点をつくること、平和と健全な共生の文化を地域に育てること、雇用と収入を生むことを目的に掲げている。農業省の女性農業部門オフィス(OSAM)が所管する「都市菜園プログラム」の一環。
市民の参加
町内会(junta de vecinos)や個人が担い手となり、とくに女性・シングルマザー・若者の参加を促す。育てるのは野菜のほか薬草・香草・観賞用植物も含む。収穫物を市営市場で売る場をつくること、苗や株を交換する拠点を設けることも計画に含まれている。
運営・収益モデル
2021年3月、ADN と農業省・環境省・女性省が省庁間協力協定を結んで始めたパイロット事業。行政が用地・資材・技術支援を出し、住民組織が日々の運営を担う。
成果・社会的インパクト
都市菜園を「食料」だけでなく「女性の参加」と「地域の共生」の政策としても位置づけ、市役所と3省が同じ協定に署名した点が特徴。所管が農業省の女性農業部門(OSAM)に置かれていることが、担い手をジェンダーの観点から設計した意図をよく示している。カリブ地域で、都市菜園を省庁横断の枠組みで制度化した比較的早い例。
土地・運営形態
市役所と3省の協力協定にもとづき、市内各所で住民組織が運営する。
作物
- 野菜
- 薬用植物
- 香草
- 観賞用植物
規模
市内3つの選挙区(circunscripción)に各10か所、計30か所。立体(垂直)栽培と平面栽培の両方式
出典(2)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
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