アーバンファームDB
← 事例一覧へ
空き地終了開始 1994

サウス・セントラル・ファーム(市民共同菜園)

Los Angeles, United States · 運営: South Central Farmers (community collective, originally via LA Regional Food Bank)

概要

1990年代から2006年まで稼働した全米最大級(約14エーカー)の都市菜園。焼却施設用地として収用されながら未利用だった空き地を、移民住民が自主的に耕し、伝統的な作物を育てる食と文化の拠点とした。

市民の参加

ロサンゼルス暴動後に放置されていた空き地を、主にラテン系移民の約350世帯が区画ごとに分け合い、自分たちで耕して家庭の食卓を支える作物を育てた。

運営・収益モデル

非営利の市民共同菜園。市がフードバンクに貸与した土地を住民が無償で耕作。2004年の土地売却後、2006年に立ち退き・更地化され閉鎖された。

成果・社会的インパクト

350世帯以上に食料と居場所を提供し、立ち退きをめぐる闘いはドキュメンタリー『The Garden』で記録され、都市の土地利用と食の正義をめぐる象徴的事例となった。

作物

  • corn
  • beans
  • squash
  • cactus (nopales)
  • guava
  • avocado
  • mulberry
  • sugar cane

規模

56,656 m²About 14 acres (~5.7 ha) on a former incinerator site at E 41st St & S Alameda St; ~350 families

出典(2)

関連する事例

コミュニティガーデン

GrowNYC コミュニティガーデンのグリーンインフラ(雨水・レインガーデン)

USニューヨーク市 / New York City, United States

GrowNYCが市内のコミュニティガーデンや学校に120基以上の雨水ハーベスト・レインガーデン・バイオスウェールを整備。合流式下水道のあるニューヨークで雨水を現地で貯留・利用し、年間100万ガロン超を下水道から分離しつつ、市民の食料生産・節水・水質改善を同時に実現する。

コミュニティ食育生物多様性+2

grownyc.org+1

コミュニティガーデン
2014

上海コミュニティガーデン運動(SEEDING/四叶草堂)

CNShanghai, China

2014年に始まった、上海全域に住民参加型のコミュニティガーデンを広げる運動。同済大学の劉悦来(Liu Yuelai)らが共同創設したNPO四叶草堂が中心となり、放置空間を市民の手で食べられる緑地に変えてきた。

コミュニティ食育コンポスト+3

theworldofchinese.com+1

その他
2015

ルーセーテル(オスロ・ビョルヴィカの都市農場)

NOOslo, Norway

オスロ中心部の高速道路トンネル上の造成地に生まれた、アートと都市農業の恒久的コモンズ。アーティスト集団フューチャーファーマーズの「フラットブレッド・ソサエティ」が構想し、船形の公共ベークハウス(2016年)と古代穀物畑を核に、食の文化と土地の物語を紡ぐ。ノルウェーを代表する都市農業拠点となっている。

コミュニティ食育生物多様性+2

loseter.no+2

空き地
2009

プリンセスガーデン(ベルリン)

DEBerlin, Germany

ベルリン・クロイツベルクの空き地を市民が再生した移動式コミュニティ農園。袋やコンテナを使ったDIY栽培とコンポストで、都市の遊休地活用と市民参加の代表例となった。

DIY・自作コンポストコミュニティ+2

prinzessinnengarten.net

サウス・セントラル・ファーム(市民共同菜園) — アーバンファームDB