アーバンファームDB
← 事例一覧へ
コミュニティガーデン運営中開始 2014

上海コミュニティガーデン運動(SEEDING/四叶草堂)

Shanghai, China · 運営: Shanghai Clover Nature School / Tongji University Community Garden & Community Creation Lab (Liu Yuelai)

概要

2014年に始まった、上海全域に住民参加型のコミュニティガーデンを広げる運動。同済大学の劉悦来(Liu Yuelai)らが共同創設したNPO四叶草堂が中心となり、放置空間を市民の手で食べられる緑地に変えてきた。

市民の参加

住民が自分の住区で「ミニ菜園」を企画・自作し、堆肥づくりや雨水利用、パーマカルチャーのワークショップに参加する。専門スタッフ(30人以上)が各地で講習や設計支援を行い、住民が「所有者」として運営する仕組みを広げている。コロナ禍では在宅でのSEEDING(種まき)計画に1週間で200人以上が参加した。

運営・収益モデル

NPO「四叶草堂」と同済大学の研究室が牽引する非営利モデル。行政・企業・社会組織と協働し、受託設計・運営、ワークショップ、研究・教育で資金を得る。SEEDING計画は国連ハビタットの『上海マニュアル』にも収録された。

成果・社会的インパクト

2014〜2022年に200以上のコミュニティガーデンと900以上の住民ミニ菜園を生み、住民自治・近隣再生・食育・生物多様性の実践モデルとして全国・国際的に注目された。上海全域を覆う緑のネットワークを目指す。

土地・運営形態

使用許可・占用許可

個々の菜園は住区の公共緑地や空地を行政・近隣委員会の許諾のもと住民が使用。所有形態は案件ごとに異なる。

作物

  • vegetables
  • herbs
  • fruit

規模

Citywide movement: 200+ community gardens and 900+ resident-run mini-gardens built 2014–2022; team has assisted 260+ gardens and 1,200+ mini-gardens, aiming for 2,040 gardens covering ~70% of neighbourhoods

出典(2)

関連する事例

コミュニティガーデン
2016

創智農園(KICガーデン)

CNShanghai, China

2016年7月に開園した、上海初の開かれた地域型都市菜園。市の重要トンネルが地下を通るため放置されていた細長い空地を、住民参加のパーマカルチャー菜園に再生した。

コミュニティ食育コンポスト+2

journal.hep.com.cn+1

コミュニティガーデン
2020

荘行コミュニティガーデン(庄行社区花園)

CNShanghai, China

2020年7月に完成した、奉賢区庄行鎮の約5.2haの大型コミュニティガーデン。上海有数の稲作地という地域性を生かし、子ども向けの農体験と食育を中心に据えた開かれた農の公園。

食育コミュニティ生物多様性+2

mooool.com+1

コミュニティガーデン
1982

セレス コミュニティ環境公園

AUMelbourne, Australia

1982年設立、メルボルン近郊の元埋立地を再生した10エーカーの環境公園・都市農場。環境教育と都市農業、社会的企業を組み合わせた持続可能性の拠点。

食育コミュニティコンポスト+2

ceres.org.au+1

コミュニティガーデン
2003

パリの共同菜園「マン・ヴェルト」

FRParis, France

パリ市が2003年に始めた「マン・ヴェルト(緑の手)」憲章に基づく共同菜園の仕組み。市民団体が空き地などを借りて運営し、一般開放・イベント・堆肥づくり・有機栽培を約束することで、都市に社会的つながりと緑を広げる。

コミュニティコンポスト食育+3

paris.fr+1

上海コミュニティガーデン運動(SEEDING/四叶草堂) — アーバンファームDB