GrowNYC コミュニティガーデンのグリーンインフラ(雨水・レインガーデン)
ニューヨーク市 / New York City, United States · 運営: GrowNYC(非営利団体)/ GrowNYC (nonprofit)
概要
GrowNYCが市内のコミュニティガーデンや学校に120基以上の雨水ハーベスト・レインガーデン・バイオスウェールを整備。合流式下水道のあるニューヨークで雨水を現地で貯留・利用し、年間100万ガロン超を下水道から分離しつつ、市民の食料生産・節水・水質改善を同時に実現する。
市民の参加
コミュニティガーデナー・教師・生徒・緑地スチュワードが、how-toガイドや動画を使って自らレインガーデンや雨水タンクを設計・設置・維持する参加型プログラム。市民が食料生産と雨水管理を一体で担う。
運営・収益モデル
非営利団体GrowNYCが助成・技術支援でコミュニティガーデンにグリーンインフラを整備。合流式下水越流(CSO)対策という公共的価値を、市民の食料生産・教育と結びつける都市流域管理モデル。
成果・社会的インパクト
市民が関わるコミュニティガーデンを雨水管理の分散型グリーンインフラへと拡張し、年間100万ガロン超の雨水流出を抑制。食料生産・教育・生物多様性と都市流域管理を統合する、北米の代表的な市民参加型グリーンインフラ事例。
作物
- 野菜全般 / mixed vegetables
- ハーブ / herbs
- 在来の低木・宿根草(レインガーデン用)/ native shrubs and perennials
規模
市内のコミュニティガーデン・学校に120基以上の雨水ハーベスト・レインガーデン・バイオスウェールを設置。年間100万ガロン超の雨水を下水道から分離。
出典(2)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
上海コミュニティガーデン運動(SEEDING/四叶草堂)
CNShanghai, China
2014年に始まった、上海全域に住民参加型のコミュニティガーデンを広げる運動。同済大学の劉悦来(Liu Yuelai)らが共同創設したNPO四叶草堂が中心となり、放置空間を市民の手で食べられる緑地に変えてきた。
theworldofchinese.com+1
サウス・セントラル・ファーム(市民共同菜園)
USLos Angeles, United States
1990年代から2006年まで稼働した全米最大級(約14エーカー)の都市菜園。焼却施設用地として収用されながら未利用だった空き地を、移民住民が自主的に耕し、伝統的な作物を育てる食と文化の拠点とした。
en.wikipedia.org+1
ルーセーテル(オスロ・ビョルヴィカの都市農場)
NOOslo, Norway
オスロ中心部の高速道路トンネル上の造成地に生まれた、アートと都市農業の恒久的コモンズ。アーティスト集団フューチャーファーマーズの「フラットブレッド・ソサエティ」が構想し、船形の公共ベークハウス(2016年)と古代穀物畑を核に、食の文化と土地の物語を紡ぐ。ノルウェーを代表する都市農業拠点となっている。
loseter.no+2
セレス コミュニティ環境公園
AUMelbourne, Australia
1982年設立、メルボルン近郊の元埋立地を再生した10エーカーの環境公園・都市農場。環境教育と都市農業、社会的企業を組み合わせた持続可能性の拠点。
ceres.org.au+1