アーバン・ガーデニング・ソフィア(市民が運営するコミュニティ菜園ネットワーク、ブルガリア)
Sofia, Bulgaria · 運営: 市民イニシアチブ「Градско градинарство – София(Urban Gardening – Sofia)」
概要
2012年に数人の有志が始めた、ブルガリアで先駆けとなる市民菜園の取り組み。最初の共同菜園はナデジダ地区に置かれ、2015年に開いた「Градина заДружба」がソフィアで現在もっとも長く続く菜園になっている。現在はソフィア市内で最大のコミュニティ菜園ネットワークを担い、合計約6,000m²・約100人の耕作者を抱える。
市民の参加
「私たちは組織ではなく一つのアイデアだ」と自称し、代表や調整役を置かない。すべての決定を参加者の投票で決める直接民主的な運営で、区画の割り当てや共同作業もその場で決める。2018年からは заДружба の区画の一部を「連帯菜園」にあて、協力者とボランティアが育てた野菜と果物を、生活に困る人へ食事を出す「Food Not Bombs ソフィア」の連帯キッチンに回している。
運営・収益モデル
外部からの資金を受けず、参加者自身の資源と労力だけで運営する。ソフィアで最初期の市民菜園づくりを担い、消費社会への対案としての「共有地」を掲げる。協働相手として社会センター Adelante、食の協同組合 Hrankoop、スローフード・ブルガリアなどが挙げられている。
成果・社会的インパクト
ブルガリアはこのデータベースに事例が1件も無かった国。行政の助成や制度に乗らず、意思決定を全員の投票に委ねる形で10年以上続いている点が特徴で、「制度の後ろ盾なしに市民菜園をどこまで続けられるか」の実例になる。連帯菜園の仕組みは、区画の一部を困窮者支援に振り向けるやり方として参照できる。
作物
- 野菜
- ハーブ
- 果物
規模
6,000 m² — ソフィア市内の複数の菜園を合わせて約6,000m²、耕作者は約100人。最初期からの拠点「Градина заДружба(ドゥルジュバのための庭、2015年開設)」には大きさの異なる32区画があり、直接の耕作者は約50人。
出典(2)
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