未来のためのアグロエコロジー菜園(AG4F)— プノンペンの公立学校菜園(カンボジア)
Phnom Penh, Cambodia · 運営: Eclosio / Uni4Coop(ベルギー)、ルーヴァン協力(Louvain Coopération)、カンボジア王立農業大学 農学部
概要
プノンペンの公立学校の校庭に、アグロエコロジー(小規模・環境負荷の低い農のやり方)の菜園をつくる事業。緑地が極端に少ない都市で、生徒が土に触れ、食べものと環境のつながりを学ぶ場をつくることを狙う。WHOが推奨する一人あたり緑地9平方メートルに対し、プノンペンは1.1平方メートルしかないという状況が出発点になっている。
市民の参加
生徒と教員が菜園づくりと日々の手入れを担い、栄養や非感染性疾患の予防、環境管理を学ぶ。学んだことを家庭や地域に持ち帰ることを想定している。他校が真似できるよう運営マニュアルも作成した。
運営・収益モデル
2022年4月〜2024年3月、予算約14万7千米ドル。米ASEAN スマートシティ・パートナーシップの Smart Cities Business Innovation Fund が資金を出し、ベルギーのNGO連合 Uni4Coop(Eclosio・ルーヴァン協力)が王立農業大学と組んで実施した。
成果・社会的インパクト
公立高校3校・小学校1校と協定を結び、およそ8,000人の生徒・教職員が緑地に触れられるようになった。市内の他校が同じ菜園を持てるよう、運営マニュアルとSNS発信で横展開を図っている。
作物
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規模
プノンペン市内の公立高校3校と小学校1校(チャクトムック小学校、プレア・シソワット高校、ボンケントラベク高校、バクトゥク高校)に菜園を設置。対象はおよそ8,000人の生徒・教職員。
出典(2)
関連する事例
エディブル・スクールヤード 多摩市立愛和小学校
JPTama, Japan
2014年、米バークレー発のエディブル・スクールヤードを日本で初めて多摩市立愛和小学校に導入した事例。校庭の菜園と調理室を「生きた教室」とし、種まきから収穫・調理・食までを五感で学ぶ食育を正規授業として展開している。命のつながりや養分の循環、地域とのつながりを子どもたちが体験的に学ぶ。
edibleschoolyard-japan.org+2
エディブル・スクールヤード ニューオーリンズ(サミュエル・J・グリーン・チャータースクール)
USNew Orleans, United States
2006年に開設された、アリス・ウォータースのバークレー発エディブル・スクールヤードを米国で初めて複製した実践校。学校を取り囲む菜園と調理教室を「生きた教室」とし、低所得地域の公立チャータースクールで栽培から食までを体験する食育を正規授業として行う。FirstLine Schoolsの4校に広がっている。
edibleschoolyard.org+1
エディブル・スクールヤード NYC(P.S.216、ブルックリン)
USBrooklyn, New York, United States
2010年、ブルックリンのP.S.216のコンクリート駐車場を約半エーカーの有機菜園と調理教室に変えて開設された、NYのデモンストレーション校。種まきから収穫・調理までを体験する食育を行い、約160種の作物を育てる。イーストハーレム・ブロンクスなどのネットワーク校に広がり、数千人の児童に届いている。
edibleschoolyard.org+1
エディブル・スクールヤード 中央区立阪本小学校
JPChuo, Tokyo, Japan
エディブル・スクールヤード・ジャパンが多摩市立愛和小学校に続いて展開した東京・中央区の実践で、中央区立阪本小学校の児童が近隣のEdible KAYABAEN屋上菜園と連携した「食べられる授業」に参加する。種まきから食までを正規の学びの中で体験する菜園型食育を都心の公立小学校で実現している。
ediblekayabaen.jp+3