フィジー 家庭菜園プログラム(Home Gardening Programme・農業省)
Suva and other urban areas, Fiji · 運営: フィジー農業省(Ministry of Agriculture)。栄養面の手引きは国立食料栄養センター(NFNC)が作成
概要
フィジー農業省が2020年3月、新型コロナ対応策の一環として始めた家庭菜園の全国プログラム。スバやラウトカの都市封鎖で食べものが手に入りにくくなったことを受け、都市・近郊の世帯を対象に、生育期間の短い作物の種子パックを配布した。同年3月30日から配布を開始している。国内の生産者から種を買い上げて都市部に配り直す仕組みも設け、緊急支援を一時的な食料配給では終わらせず、家庭で作り続けられる形に接続した。国立食料栄養センターと共同の手引き『Grow your own Food』で、栽培と栄養の両面を伝えている。
市民の参加
農業省の普及員が都市・近郊の世帯を回り、生育期間の短い作物の種子パックを配った。1袋に複数品種を組み合わせ、庭先やわずかな空きスペースでも作れるようにしてある。国立食料栄養センターと共同で『Grow your own Food』という手引きを出し、健康な食事づくりと結びつけて栽培の仕方を伝えている。
運営・収益モデル
2020年3月、新型コロナ対応の『Agriculture Response Package』の一環として農業省が開始。種子は政府が調達し無償で配る。国内の生産者から種を買い上げて都市部に配り直す買い取りの仕組みも設けた。
成果・社会的インパクト
太平洋島嶼国で、輸入食料への依存と都市封鎖の重なりが露わにした脆さに、家庭菜園という手段で応えた例。緊急の食料配布ではなく種子の配布を選び、さらに国内生産者からの買い取りを組み込むことで、支援金が国内に循環する形にしている。都市の家庭菜園を災害・危機対応の常備手段として設計した参考例。
土地・運営形態
各世帯が自分の庭先や身近な空きスペースで育てる。
作物
- 生育期間の短い葉菜
- 野菜
規模
スバ・ラウトカなど都市部と近郊の世帯を対象に、生育期間の短い作物の種子パックを各戸へ配布した
メディア掲載(1)
出典(1)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
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