ゲミューゼアッカーデミー(アッカー協会の学校菜園プログラム)
Berlin (nationwide), Germany · 運営: Acker e.V. (founded by Christoph Schmitz; renamed from Ackerdemia e.V. in 2021)
概要
「畑は最高の教室」を掲げ、学校菜園を通じて子どもに食と自然への理解を育むドイツ発の教育プログラム。校庭や学校敷地の一角を耕す実践型カリキュラムで、食の価値や健康的な食生活、食品ロスへの意識を高める。ドイツ語圏で最大規模の学校菜園ネットワークに成長した。
市民の参加
農学者クリストフ・シュミッツが2014年に設立した教育プログラム。学校の敷地内に菜園(アッカー)をつくり、子どもたちが教員とともに年間を通じて野菜の種まきから収穫までを実践する。週2時間程度の授業として組み込まれ、教材と研修、栽培計画を協会が提供する。ドイツ・オーストリア・スイスの数百校に広がっている。
運営・収益モデル
非営利協会(Acker e.V.)による社会的事業。参加校は費用の約3分の1を負担し、残りは健康保険組合・省庁・財団などの資金で賄われる。教材販売や企業連携プログラムも運営を支える。
成果・社会的インパクト
数百校・数万人規模の子どもが参加し、野菜への関心や食習慣の改善効果が報告されている。学校菜園を通じた食育(ESD)の代表例として研究・政策文書でも参照される。
作物
- vegetables
- potatoes
- leafy-greens
- herbs
規模
Year-round school garden program run at hundreds of schools and kindergartens across Germany, Austria and Switzerland; each participating school cultivates its own vegetable field on school grounds
出典(3)
関連する事例
エディブル・スクールヤード 多摩市立愛和小学校
JPTama, Japan
2014年、米バークレー発のエディブル・スクールヤードを日本で初めて多摩市立愛和小学校に導入した事例。校庭の菜園と調理室を「生きた教室」とし、種まきから収穫・調理・食までを五感で学ぶ食育を正規授業として展開している。命のつながりや養分の循環、地域とのつながりを子どもたちが体験的に学ぶ。
edibleschoolyard-japan.org+2
エディブル・スクールヤード ニューオーリンズ(サミュエル・J・グリーン・チャータースクール)
USNew Orleans, United States
2006年に開設された、アリス・ウォータースのバークレー発エディブル・スクールヤードを米国で初めて複製した実践校。学校を取り囲む菜園と調理教室を「生きた教室」とし、低所得地域の公立チャータースクールで栽培から食までを体験する食育を正規授業として行う。FirstLine Schoolsの4校に広がっている。
edibleschoolyard.org+1
エディブル・スクールヤード NYC(P.S.216、ブルックリン)
USBrooklyn, New York, United States
2010年、ブルックリンのP.S.216のコンクリート駐車場を約半エーカーの有機菜園と調理教室に変えて開設された、NYのデモンストレーション校。種まきから収穫・調理までを体験する食育を行い、約160種の作物を育てる。イーストハーレム・ブロンクスなどのネットワーク校に広がり、数千人の児童に届いている。
edibleschoolyard.org+1
セレス コミュニティ環境公園
AUMelbourne, Australia
1982年設立、メルボルン近郊の元埋立地を再生した10エーカーの環境公園・都市農場。環境教育と都市農業、社会的企業を組み合わせた持続可能性の拠点。
ceres.org.au+1