ハディーカ エデュケーション・シティ・マイクロファーム(カタール・ドーハ)
Doha, Qatar · 運営: Hadiqaa (Vicky Damalou, Sara Khorasani)
概要
ドーハのエデュケーション・シティ内マイクロファームを拠点に、住民が区画を借りて栽培できるコミュニティガーデンを運営する取り組み。名称のハディーカ(حديقة)はアラビア語で「庭」を意味する。夏に50度近くまで上がる湾岸の気候で市民が野菜を育てられるよう、土づくり・種まき・コンポスト・冬野菜といった講座を年間プログラムとして連続開催し、栽培の技術そのものを共有財として蓄えている点が特徴。
市民の参加
登録した住民が区画を借りて季節の野菜・ハーブ・花を育てる仕組み。個人・家族・企業が並んで参加し、水やりや手入れを分担しながら知識と苗を融通し合う。区画を持たない人もボランティアとして農園の運営作業に加われるほか、区画の世話を主導する「リーダー」の役割も用意されている。連絡と当番の調整はWhatsAppグループで回している。
運営・収益モデル
2017年にフェイスブックの小さな園芸コミュニティとして出発し、砂漠気候での家庭菜園の作り方を共有する場から実際の農園運営へ広がった経緯を持つ。現在はオーストラリアとカタールの両国で登録された組織として運営し、会員制の区画利用と有料ワークショップ(1回150〜300カタール・リヤル)を収入源に据える。企業向けにはCSR・チームビルディングの受け皿として同型の菜園を提供している。
成果・社会的インパクト
湾岸の産油国では食料の大半を輸入に頼り、家庭菜園の文化も薄い。そこで市民が自分の手で育てる場と、そのための知識を段階的に学べる講座を用意した点に意味がある。学校や商業施設へ同型の菜園を広げており、単発の菜園ではなく「都市に菜園を増やす仕組み」として機能している。
作物
- vegetables
- herbs
- flowers
- microgreens
規模
Community garden beds plus a covered teaching space at the Education City Micro-Farm, Doha; exact area not published
出典(3)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
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