創智農園(KICガーデン)
Shanghai, China · 運営: Shanghai Clover Nature School (上海四叶草堂青少年自然体验服务中心)
概要
2016年7月に開園した、上海初の開かれた地域型都市菜園。市の重要トンネルが地下を通るため放置されていた細長い空地を、住民参加のパーマカルチャー菜園に再生した。
市民の参加
住民や子どもが菜園区画やパーマカルチャーの畝で野菜を育て、ワークショップや自然体験プログラム、堆肥づくりに参加する。誰でも入れる開かれた都市菜園として、近隣のゲーテッドコミュニティと新しい開放型住区をつなぐ交流の場になっている。
運営・収益モデル
NPO「四叶草堂(Clover Nature School)」が運営。民間企業(KIC開発主体)の資金援助を受けて2016年に整備され、ワークショップや受託設計・運営、行政・企業との連携で活動資金を得ている。
成果・社会的インパクト
四叶草堂の旗艦事業として、上海の社区花園(コミュニティガーデン)運動の発信地となり、行政・企業・社会組織・市民が協働する仕組みのモデルを示した。多数の都市菜園や食育・自然教育プログラムの拠点となっている。
土地・運営形態
市が所有しトンネル上部のため建築できない空地を、Clover Nature Schoolが運営許諾を受けて地域菜園として使用。
作物
- vegetables
- herbs
- fruit
規模
2,200 m² — About 2,200 m² narrow vacant strip beside a gated community and a new open neighbourhood in Yangpu District; six functional zones including vegetable gardening, permaculture beds and a public agriculture area
出典(2)
本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。
関連する事例
上海コミュニティガーデン運動(SEEDING/四叶草堂)
CNShanghai, China
2014年に始まった、上海全域に住民参加型のコミュニティガーデンを広げる運動。同済大学の劉悦来(Liu Yuelai)らが共同創設したNPO四叶草堂が中心となり、放置空間を市民の手で食べられる緑地に変えてきた。
theworldofchinese.com+1
ウンガノハタケ(運河の畑)
JPKobe, Japan
神戸・兵庫運河沿いの材木町プラザにあるコミュニティ農園。海運で使われた木製パレットを再利用したプランターで、いちご・10種以上のハーブ・いちじく・柑橘・ホップ・大根などを育て、運河のほとりに市民の農と交流の場をつくる。
city.kobe.lg.jp+1
アルメンデ・コントア(テンペルホーファー・フェルトのコミュニティガーデン)
DEBerlin, Germany
ベルリンの象徴的な空港跡地テンペルホーファー・フェルトに生まれたドイツ最大級のコミュニティガーデン。移動可能な高床ベッドを条件に公共空地を耕し、都市の共有地(アルメンデ)という理念を体現する。都市園芸の知識拠点・ネットワーク拠点としても機能している。
allmende-kontor.de+1
オルティ・ディピンティ(フィレンツェのコミュニティガーデン)
ITFlorence, Italy
フィレンツェ歴史地区のボルゴ・ピンティ通りに位置し、ユネスコ世界遺産地区内では唯一とされる都市菜園。使われなくなった陸上トラックを再生し、リサイクル資材と省水灌漑を用いた持続可能な栽培と食育・環境教育を実践する。観光都市の中心で市民の居場所とみどりを生み出す事例として知られる。
ortidipinti.it+2