アーバンファームDB
← 事例一覧へ
コミュニティガーデン運営中開始 2015

カイサイクル 都市農場・生ごみコンポスト(ニュージーランド・ウェリントン/ニュータウン)

Wellington, New Zealand · 運営: Kaicycle Incorporated Society

概要

2015年に始まったウェリントンの都市農場兼コンポスト事業。スタッフが電動自転車で市内をまわりオフィスや集合住宅から生ごみを回収し、手作業で堆肥にして自分たちの農場で使う。農場ではマオリ主導の有機・環境再生型の考え方にもとづいて野菜を育て、収穫物の多くを困窮世帯を支える地域団体に寄贈している。2018年に法人名を Kaicycle Incorporated Society に変更した。

市民の参加

ボランティア受け入れ、ワークショップ、農場見学、企業・団体向けのチーム体験を実施している。市民は近隣の受け入れ拠点に生ごみを持ち込むこともできる。

運営・収益モデル

オフィスや集合住宅から生ごみを回収する有料のコンポストサービスと、2020年からのCSA(地域支援型農業)が収入源。それ以前は飲食店への卸売と寄付で運営していた。収穫物の多くは地域の支援団体に寄贈し、余剰を Co-Shop で販売する。

成果・社会的インパクト

毎週およそ1トンの生ごみを埋立処分から回収し、堆肥として市内の農場に戻している。2026年にはウェリントン空港の地域表彰(Wellington City Supreme)を受けた。

作物

規模

ウェリントン市ニュータウンの 5 Hospital Road にある都市農場が拠点。生ごみの受け入れ拠点はテ・アロ、ニュータウン、ベランポアなど市内数か所にある。

出典(2)

本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。

関連する事例

コミュニティガーデン
2015

カイパティキ・コミュニティ堆肥ハブ(オークランド)

NZAuckland, New Zealand

オークランドのカイパティキ地区で、近隣住民のボカシ生ごみを受け入れて堆肥化し、ティーチングガーデンに還す地域コンポストハブ。Compost Collectiveを通じて無料講座を提供し、市の2040年ゼロウェイストを目指す。

コンポスト有機資源循環コミュニティ+3

kaipatiki.nz+2

コミュニティガーデン
1973

Pパッチ(シアトル市民農園)

USSeattle, United States

1970年代に始まったシアトル市の公営コミュニティ菜園制度「Pパッチ」。市内各地で市民が有機的に野菜を育て、各園の「Giving Garden」で育てた作物をフードバンクに寄付する仕組みが根づいている。

コミュニティコンポスト食品ロス+4

seattle.gov+3

コミュニティガーデン
1997

循環生活研究所 ダンボールコンポスト(福岡)

JPFukuoka, Japan

福岡を拠点に約20年以上、微生物の力だけで生ごみを分解する『ダンボールコンポスト』を研究・普及してきた市民団体。家庭の生ごみを地域内で堆肥に変え、半径2kmの『栄養循環』をつくる暮らしを提唱している。

コンポストDIY・自作有機資源循環+3

jun-namaken.com+2

コミュニティガーデン
2009

せせらぎ農園(まちの生ごみ活かし隊)

JPHino, Japan

「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。

コンポスト有機資源循環食品ロス+4

acsess.onlinelibrary.wiley.com+3

カイサイクル 都市農場・生ごみコンポスト(ニュージーランド・ウェリントン/ニュータウン) — アーバンファームDB