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空き地運営中開始 2020

スポルタ・ピルス・ダールジ(スポーツ宮殿の菜園・リガ)

Riga, Latvia · 運営: Biedrība «Sporta pils dārzi»(住民の非営利団体。創設者はレナーテ・ラグズディニャとイルゼ・ルクシャーネ)

概要

ソ連時代のスポーツ宮殿(アイスアリーナ)が取り壊されたまま放置されていた民有の空き地を、2020年に住民が「暫定利用」の菜園に変えた市民発意のプロジェクト。2021年春に一般公開され、150区画の栽培ボックスに加えて野草の草地や、ピクニックのできる休憩ゾーンを備える。文化・教育イベントの会場としても使われ、夏には年4,000人を超える来訪者がある。

市民の参加

2020年秋、近隣住民150人以上が集まって放置されていた敷地の片づけから始まった。区画はオンラインの応募フォームで割り当てられ、現在は応募が定員を大きく上回っている。区画を借りた市民が自分のボックスを育てるだけでなく、共用部の手入れやイベント運営も分担する。週末と催しの日には菜園を借りていない市民にも開かれる。

運営・収益モデル

非営利団体が運営し、廃棄物処理・造園設計・園芸資材・電動工具などの企業がスポンサーとして資材や役務を提供している。持ち運べる栽培ボックスを使うことで、土地の使用許可が終わったときに撤去・移設できる作りにしている。

成果・社会的インパクト

リガで初めての都市型コミュニティガーデンで、ラトビアにおける「暫定利用」型の市民菜園の先例をつくった。欧州の地域政策プログラム(Interreg Europe)でも良好事例として登録され、公共空間デザインの分野でも取り上げられている。区画の高さを変えて障害のある人・子ども・高齢者が同じ場所で育てられるようにした設計は、包摂性の面で参照されている。

土地・運営形態

使用許可・占用許可暫定利用

民有の空き地を、所有者の了解のもとで暫定的に使う形。恒久的な借地ではないため、移動できる栽培ボックスを採用している。

作物

  • ケール
  • キュウリ
  • 葉物野菜
  • ハーブ

規模

路面に並ぶ150区画。1区画あたり約12.5平方メートルで、その中に高さ・大きさの異なる栽培ボックスが3〜8個入る。車いす利用者・子ども・高齢者が使えるよう、ボックスの高さを変えてある。

メディア掲載(2)

出典(1)

本データは下記の公開情報・公式サイト・研究をもとに整理しています。

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