バルセロナ市民菜園ネットワーク(Xarxa d'Horts Urbans)
Barcelona, Spain · 運営: バルセロナ市(Parcs i Jardins / 公園緑地公社)
概要
1997年にカン・メストレスの区画再生から始まったバルセロナの市民菜園ネットワーク。高齢者や社会的弱者の参加を軸に、公有地を新たな緑地と交流の場へと変えている。
市民の参加
65歳以上の住民や障害者団体・社会的セクターの人々を対象に、抽選で区画を割り当てる市の参加プログラム。自家消費用の野菜づくりを通じて交流と健康づくりを促す。
運営・収益モデル
市が低廉・無償で公有地の区画を貸与する公共プログラム。収穫物は販売せず自家消費が原則。
成果・社会的インパクト
高齢者の社会的孤立の緩和と健康増進、都市の緑被・生物多様性の向上に寄与。市はネットワークの全10地区への拡大を計画する。
土地・運営形態
市が利用許可の形で公有地の区画を住民に割り当てる。
作物
- 野菜
- ハーブ
規模
市内6地区に168区画(10地区への拡大計画あり)
出典(2)
関連する事例
Pパッチ(シアトル市民農園)
USSeattle, United States
1970年代に始まったシアトル市の公営コミュニティ菜園制度「Pパッチ」。市内各地で市民が有機的に野菜を育て、各園の「Giving Garden」で育てた作物をフードバンクに寄付する仕組みが根づいている。
seattle.gov+3
シデナム・ガーデン(社会的処方の療法ガーデン)
GBLondon, United Kingdom
ロンドン・ルイシャム区にある、よりよいメンタルヘルスのためのコミュニティ資源。緑の空間で食物を育て、調理し、アートや交流を通じて回復・自立を支える社会的処方の代表的拠点。
centreformentalhealth.org.uk+1
せせらぎ農園(まちの生ごみ活かし隊)
JPHino, Japan
「生ごみは宝だ」という市民が集まって始まった、東京都日野市のコミュニティガーデン。約200世帯の生ごみを回収・堆肥化し、無農薬で野菜や花を育てる食の循環型農園で、新保奈穂美の2021年・2024年の論文で運営とガバナンスの事例として詳細に分析されている。
acsess.onlinelibrary.wiley.com+3
杉並区農福連携農園 すぎのこ農園
JPSuginami, Tokyo, Japan
2021年4月に杉並区井草に全面開園した東京23区初の区立農福連携専用農園。約3,200㎡のバリアフリー農園で、障害者・高齢者に農業に親しむ場を提供し、生きがい創出・就労・食育につなげる。
city.suginami.tokyo.jp+1