研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
テーマ
批判的・否定的知見
2784 件(84 / 112)
郊外で食料を育てる——カナダ・オンタリオ州ウォータールーにおける準郊外農業の土地ポテンシャル推定
2014Caitlin M. Port, Markus Moos · Planning Practice and Research · Canada
地理情報システム(GIS)解析を用い、カナダ・オンタリオ州ウォータールーの4つの準郊外近隣地区における都市農業の土地ポテンシャルを測定した研究。測定対象地の49~58%が都市農業を支えるポテンシャルを持つことが示され、戦後期に開発された古い準郊外近隣地区ではそのポテンシャルは主に個人の庭に由来する一方、ニューアーバニズムの理念を取り入れた新しい準郊外近隣地区では庭は小さいものの公共の緑地が多いという違いがあり、近隣地区の設計の違いにより都市農業をめぐる課題と機会が新旧で異なることが示された。
政策食料主権・社会正義都市農村連携バーモント州と、その先へ変化を促す——インターベール・センターの25年余
2014Travis P. Marcotte · Journal of Agricultural & Food Information · United States
インターベール・センター(米国バーモント州)のエグゼクティブディレクター、トラビス・マルコット氏によるスピーチをもとにした記事。同センターの25年以上にわたる革新と主導的取り組みとして、農地の再生利用、地域支援型農業(CSA)、河畔(リパリアン)修復、大規模堆肥化から、農業インキュベーション、フードハブ、地域食に関するコミュニティ行事に至る歩みを紹介し、気候変動への対応、環境の修復、人々を良質な食と、より健全な食料システムのもたらす恩恵につなげる取り組みについても述べている。
CSA・提携コンポストコミュニティ気候変動UBCにおける都市農業——学生プロジェクト報告(UBC SEEDS)
2014Michelle Anami, Doris Cheung, Lindsey Fox, Briony Martens, Delara Salehi, Natalie Van Veelen, Kelsey Wolfe · cIRcle (University of British Columbia) · Canada
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)のUBC SEEDSプログラムのもとで作成された学生プロジェクト報告書(2014年)。抄録には学生による調査・意見・結論・提言である旨の免責事項のみが記載されており、UBCの公式文書ではなく、現状を反映していない可能性があるとされる。具体的な調査内容や結果は抄録には示されていない。
食育コミュニティカリフォルニア州ウェストオークランドにおける屋上都市農業の可能性評価
2014Nicole M Reese · USF Scholarship Repository (University of San Francisco) · United States (California)
カリフォルニア州オークランド市ウェストオークランド地区の「スモールビジネス・ミックスゾーン」を対象に、屋上農業の実現可能性を検討した研究。同地区には未利用の屋上スペースが100万平方フィート超あり、農産物をファーマーズマーケット・直売所・食料品店・レストラン等に販売することで最大400万ドルの収益が見込めるとした。屋上での生産は、オークランド市が掲げる地元産食料調達率30%の目標達成を後押しし、現在新鮮な果物・野菜を入手できないフードデザート地域であるウェストオークランドに供給できるとしている。
近郊農業コミュニティ食料主権・社会正義経済「フーディー」の世界における食労働者の社会正義
2014Joann Lo · Journal of Critical Thought and Praxis · United States
米国のフードチェーン労働者連合(FCWA)事務局長による論考。持続可能な食生産・食システムへの関心の高まり(コミュニティガーデン、都市農業、「スローフード」志向など)にもかかわらず、農場から食卓まで食を届ける労働者の声と主導性が食運動に十分に統合されてこなかったと指摘する。米国内だけで約2000万人にのぼる食労働者は、低賃金、福利厚生の欠如、危険な労働環境など複数の不正義に直面しており、食の安全保障や健康的で手頃な食品へのアクセス欠如といった「持続可能な食」運動の課題と交差していると論じ、FCWAの結成経緯と活動を当事者の立場から報告している。
公平性・立ち退きコミュニティ政策食料主権・社会正義オルタ(菜園)
2014Cláudia Souza, Paula Simas de Andrade · Sustainability in Debate · Brazil
ブラジリアの衛星都市イタポアンで、34歳の行政担当者シェイラ・ソウザ・ドス・サントスが「地域と行政、成功のパートナーシップ」を掲げ、コミュニティ菜園プログラムを市民性の場へと発展させた事例を紹介している。野菜生産のコミュニティプロジェクトの再活性化により、地域・学校・従事する家庭でより健康的な食料へのアクセスが生まれただけでなく、子ども・若者・成人・高齢者を巻き込む一連のコミュニティ活動にもつながった。
コミュニティ食料主権・社会正義論文は毎週増えています
あなたの関心のあるテーマが、来週追加されるかもしれません。世界の新着論文を毎週水曜、無料でお届けします。
持続可能性とガバナンスの新たな都市空間の創出——カナダ・エドモントンにおける食料・都市農業戦略の展開評価
2014Lorelei L. Hanson, Deborah Schrader · · Canada
この参加型アクション事例研究は、2008〜2013年のカナダ・エドモントン市の食料政策形成過程を、参加観察・半構造化インタビュー・文書分析を用い、グラウンデッド・セオリーによるコーディングとトライアンギュレーションで分析した。市の政策には当初、革新的な食料システム計画を含む前進的な変化が見られたものの、最終的にエドモントン市議会は開発優先の議題に大きく規定されていたことが分かった。これは、政治的論争を回避し現状維持を強化する他の都市持続可能性イニシアチブと同様のパターンだった。
政策コミュニティ食料主権・社会正義書評:ジェイン・モリス=クラウザー『1920年代デトロイトのクラブウーマンの政治活動——挑戦と約束』
2014Nikki Brown · The American Historical Review · United States
1920年代のデトロイトにおける市政をめぐるクラブウーマン(女性団体員)たちの成功と失敗を扱った、ジェイン・モリス=クラウザーの著書に対する書評。同書は女性参政権修正条項がもたらした、学校改革、コミュニティガーデンや遊び場、女性の公職就任、刑罰改革、犯罪と公序良俗、公共施設での人種隔離といった主要な政治課題への影響を検討している。書評は、中産階級の女性団体が活動を重ねたにもかかわらず、修正第19条成立後、投票と活動が思い描いたほどの制度変化を生まなかったという同書の結論を紹介しており、女性は公職に不適格だという当時の広範な偏見が立法過程での性差別を助長し、女性の課題が真剣に取り上げられなかったとしている。
コミュニティ政策バンクーバーにおける2040年に向けた都市農業の主要トレンド
2014Gabrielle Lhotka · cIRcle (University of British Columbia) · Canada
カナダ・バンクーバーで進行中の都市農業のローカルなトレンドを、2040年という時間軸を念頭に効率性・実行可能性・長期的な可能性の観点から特定・分類した研究。文献レビューにより都市農業の理論・イデオロギー・概念と地域トレンドを把握した。バンクーバー市内の都市農業は、技術の過剰利用・誤用、資金不足や不十分な予算配分、コミュニティの意識、農業・食品安全に関する知識不足、長期的な持続性の欠如、行政上の困難、成長する都市における利用可能な空間の不足といった課題により、長期的な足場を築くのに苦戦しているとする。移動可能・適応可能な栽培スペース、教育プログラム、ソーシャルメディアを通じたコミュニティの関与、ファーマーズマーケットなど代替的な食のアセットへの注力を推奨している。
コミュニティ政策経済ここで都市農業を実践する——LFSガーデンとランド・アンド・フードシステムズ学部コミュニティの統合:管理・資源・予算
2014Carl McBeath, Jill McDowell, Graham McLeod, Christine M. McMahon, Marnie Melsted, Carrine Thunggawan · cIRcle (University of British Columbia) · Canada
ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)フードシステムプロジェクトの一環として、Land and Food Systems Orchard Garden(LFSOG)が抱える課題を検討した学生実践報告。学部のビジョンステートメントの見直しをもとに、庭園管理・予算編成・資金調達・資源に関する提言をまとめ、庭園の拡張には組織立った管理計画が必要であると結論づけている。UBC SEEDSプログラムによる学生プロジェクトであり、UBCの公式文書ではなく、活動の現況を必ずしも反映していない旨が明記されている。
コミュニティ食育政策コミュニティガーデンとアグロエコロジー——食料主権の獲得
2014Maria Lúcia da Silva Sodré, Aucéia Matos Dourado, Daiane Santos Oliveira, Vanessa Januário Graça · · Brazil
女性協会が運営するコミュニティガーデンを対象に、アグロエコロジーの原則に基づいて展開された農村普及プロジェクトの活動を扱った報告。大学、指導員、家族農家との相互作用の手段として、伝統的知識・技術知識・科学的知識の交換を軸に据えている。目的は、堆肥化とミミズ堆肥化の実践に、灌漑システムや貯水槽といった技術を組み合わせることによる社会組織と生産プロセスの強化にあり、方法として理論・実践の両面のワークショップを実施した。結果は、これらの活動により家族の生産量が増加し、より健康的な食へのアクセスが可能になったことを示した。さらに、販売用生産物の供給可能性が収入増加と生活条件の改善、土壌品質の向上をもたらしたとし、これらの成果は協会に関わる女性たちの組織力によって一部支えられているとしている。
コミュニティ食料主権・社会正義有機資源循環コンポスト健全な食を促進する活動の場としての学校環境
2014Roberta Fontanive Miyahira, Lilia Zagoa, Marta Citelli dos Reisa, Josely Correa Kourya · Vigilância Sanitária em Debate · Brazil
ブラジル・リオデジャネイロ市の公立学校を対象に、学校菜園の設置と給食調理担当者向けワークショップを通じて、生徒・職員に栄養教育を行った実践報告。技術的・科学的知識の普及にとどまらず、食を栄養・感覚・機能・衛生の各側面から捉え直す機会を提供したとする。参加者の報告と研究者による経験的分析により、ワークショップは低コストかつ導入が容易な、創造的で効果的な手法であると評価された。
食育健康コミュニティコミュニティガーデンにおけるデザインの重要性
2014Lucy Bradley, Joanna Lelekacs, Caroline Asher, Julieta Sherk · Journal of Extension · United States
米国の10か所のプロフェッショナルデザインによるコミュニティガーデンのランドスケープ要素を分析し、エクステンション専門家がガーデンデザイナーやボランティアと協働する際の指針を示した論文。地域食材・食の安全・栄養・身体的健康への関心の高まりを背景に多様な主体がコミュニティガーデンを設立し、園芸・家庭消費科学・4-H分野のエクステンション担当者に支援を求めているが、担当者は栄養・健康・食の安全・食料生産の専門知識を持つ一方、成功するガーデンの枠組みとなるガーデンデザインについての訓練はほとんど受けていないと指摘する。
コミュニティ政策カナダの垂直農場の持続可能な都市農業モデルとしての多基準評価
2014Leandro Pessoa Lucena, Francisco José Kliemann Neto, Fernanda Mariano Massuia, Leonardo Donizete Fanti · RAI revista de administração e inovação · Canada
今後50年で世界人口が94億人に達すると見込まれるなか、必要な追加農地(推計上ブラジル1国分に匹敵する面積)を地球上に確保できないという制約を背景に、カナダの垂直農場モデルの経済的実行可能性を評価した研究。参与観察者としての立場からNCIC手法を用いて調査した結果、対象の垂直農場モデルは経済的に実行可能かつ持続可能なモデルであり、生産チェーンの簡素化という点でも革新的であるという評価が得られたと報告している。
事業採算・継続性経済食育デジタル農業フロラジェネシス——食品廃棄物を活用したキャンパス・コミュニティガーデン構想(WPI)
2014Ian Schneier, R. C. Payne, Duong Nguyen, Liam Goodale · Digital WPI · United States
米国ウスター工科大学(WPI)で、鮮度と地産性という食の課題に対応するため、食堂で見過ごされてきた食品廃棄物を活用するキャンパス・コミュニティガーデン「Floragenesis」が提案された。堆肥化の仕組みが軌道に乗れば、食堂からの食品廃棄物の学外搬出を段階的に廃止することを目指す。プロジェクトは建設、生産性、コミュニティガーデンの運営管理に重点を置いた。2014年のポスター発表でJudge's Winnerを受賞した。
コンポストコミュニティ食育有機資源循環都市・農地・自然的景観にわたるアメリカオニアザミ(Centaurea solstitialis)と送粉者の相互作用(米国カリフォルニア州)
2014Misha Leong, Claire Kremen, George Roderick · PLoS ONE · United States (California)
サンフランシスコ・ベイエリア郊外の、都市・農地・自然的土地利用が接する都市周縁景観を対象に、送粉者と植物の相互作用を調査した研究である。標準化された訪花観察と、外来種の一年生グラス地の一般的な侵入種であるアメリカオニアザミ(Centaurea solstitialis)の種子稔実率の測定により、都市化の進行がハチの訪花率、有効な種子稔実率、送粉効率(訪花と種子稔実の関係)をそれぞれ低下させるという仮説を検証した。予想に反し、ハチの訪花率は都市的・農業的な土地利用の文脈で最も高かった。しかしこれと対照的に、こうした人為改変景観での種子稔実率は自然地よりも低かった。この訪花率と種子稔実率の乖離について、都市・農業地域では導入種が多いことによる植物多様性の高さが送粉効率を低下させていると説明されている。このパターンが他の植物種でも一貫してみられるならば、人為改変環境で優勢となる新規の植物群集と、そこで有利になるジェネラリスト種のハチは、送粉サービスを低下させることになる。
送粉者・ミツバチ近郊農業「開発というモンスター」を緑化する——UBCキャンパスの食料システム持続可能性戦略(カナダ)
2014Amanda Brown, Antonin van der Lely, Camilo Cortes, Eileen Leung, F. Lam, Liz Overton, Muneera Hussain · cIRcle (University of British Columbia) · Canada
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)の学生プロジェクト「UBC食料システムプロジェクト」の一環として、キャンパス開発が持続可能な食料システムの構築・維持能力に与える影響を評価した報告書である。目的はUBCの食料自給を推進することではなく、食料安全保障に関する諸課題についてキャンパスコミュニティの意識と教育を高めることに置かれた。UBCの開発を導く公式計画(Official Community Plan, OCP)および包括的コミュニティ計画(Comprehensive Community Plan, CCP)の評価を通じて、キャンパスの食料持続可能性を妨げるまたは高めうる主要な障壁と機会を特定し、OCPとCCPへの修正案を作成した。その成果として、実演菜園、指定ガーデンエリア、緑地・オープンスペース、建物での食料生産、廃棄物管理システム、管理上の配慮という6つの戦略的行動からなる都市農業戦略「The Edible Campus」の提案をまとめた。本報告書はUBC SEEDSプログラムの学生プロジェクトであり、UBCの公式文書ではないと明記されている。
政策コミュニティ食料主権・社会正義ポートランディアを耕す——オレゴン州ポートランドにおける住宅地都市農業の混合研究法による調査
2014Nathan McClintock, Simpson, Mike, Dillon Mahmoudi, Jacinto Pereira Santos · PDXScholar (Portland State University) · United States
米国オレゴン州ポートランド都市圏における住宅地での都市農業について、その規模と範囲、実践の空間的なばらつき、そして菜園従事者の動機と実践が社会経済的な層によってどう異なるかを問う研究課題を設定した混合研究法による調査。要旨には研究課題のみが示されており、具体的な調査結果は記載されていない。
コミュニティ『都市農業——都市を整備し、養う』(共著、2013年)
2014Amandine Gatien-Tournat · DOAJ (DOAJ: Directory of Open Access Journals) · Canada
ケベック大学モントリオール校(UQAM)環境科学研究所の准教授エリック・デュシュマンが、地理学者・都市計画家・造園家・整備士・農学者・栄養士・人類学者・歴史家ら合計31名の寄稿者からなる学際的な執筆陣を集めて編んだ、都市農業に関する書籍の紹介文。2010年のデュシュマンらによる同テーマの特集から3年後に出された、都市農業の新たな全体像を提示する書籍であるとされる。要旨の文章は本書の目的を説明する途中で途切れており、それ以上の内容は記載がない。
コミュニティ政策学校菜園が生徒のサラダ選択に与える影響:パイロット研究(808.12)
2014Andrew Hanks, Brian Wansink, David R. Just · The FASEB Journal · United States (New York City)
米国ニューヨーク州北西部の小規模コミュニティにある高校で、学校菜園で栽培した葉物野菜をランチのサラダに加えることが生徒のサラダ選択に与える影響を検証するパイロット研究を行った。パスタが主菜の日を選んで高校生370人のサラダ選択データを収集した結果、学校菜園産の葉物野菜がサラダに加わった日はサラダを選ぶ生徒の割合が2%から10%へ増加し(p<0.001)、400%の増加が確認された。
食育健康コミュニティASLA年次大会のテーマ分析に基づく米国ランドスケープアーキテクチャー研究動向の考察
2014Wei He-y · Chinese Landscape Architecture · United States
発展途上にある中国のランドスケープアーキテクチャーにとって海外の経験を参照する必要性から、米国景観建築家協会(ASLA)年次大会における2009年から2012年までのテーマの件数、内容、傾向を分析し、注目トピックについて掘り下げて論じた。結果、計画・デザインのカテゴリーが最も高い割合を占め、米国のランドスケープアーキテクチャーは持続可能な開発、公園・庭園づくり、雨水利用、生態理論、デジタル技術、都市の植栽、公共オープンスペース、都市農業に重点を置いていることが示された。さらに、持続可能な開発の追求と学際的統合が米国ランドスケープアーキテクチャーの際立った特徴となっていた。この結果をもとに中国のランドスケープアーキテクチャーの展望が論じられた。
政策生物多様性コミュニティ都市化した土壌のための立地アセスメントガイド策定フレームワーク——バンクーバー事例研究
2014Melissa Iverson, Maja Kržić, A. A. Bomke · Journal of Agriculture Food Systems and Community Development · Canada
カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーを対象に、都市農業用地の立地アセスメントガイド(SAG)を策定するためのフレームワークを開発した研究。バンクーバーでは都市農業用地の需要の多くが、遊休地や放置された土地(ブラウンフィールド)、学校・宗教施設・病院・個人所有地の再活用によって満たされているが、多くの都市と同様、地域に適応した立地アセスメントガイドが存在しなかった。フレームワークは(1)対象特性とアセスメント手法の初期選定、(2)関係者フィードバックに基づく改訂、(3)追加フィードバックと最終化、(4)ガイドの配布、(5)継続的な更新・支援の5段階から構成される。開発過程では土壌特性・方位・傾斜・日照量などバンクーバーに関連する立地特性を特定し、バンクーバーの土壌マップを作成した。SAGの配布・普及は2010年に地域団体を通じて開始され、継続的な取り組みが進行中であるとされた。
政策教育者養成と理科教育——学校菜園を環境教育をめぐる対話の場として
2014Vilmar Malacarne, Kely Cristina Enisweler · Educere et Educare · Brazil
理論研究(Educere et Educare、2014年)は、Delizoicov & Angotti(2000年)、Bizzo(2002年)、Ducatti-Silva(2005年)、Ovigli & Bertucci(2009年)の知見を踏まえ、ブラジルの初等教育前期の教員養成において学校菜園が理科教育をどう支えうるかを検討した。論文は、菜園によって教員が農薬汚染、生育周期、土壌特性、灌漑、健康的な食事といった話題を扱えると論じる。結論として学校菜園は教員にとって有用な道具であり、理科の教授・学習を可能にし環境教育の内容を深めるとするが、この分析は実証的な成果測定ではなく文献に基づく考察として提示されている。
食育コミュニティローズマウント都市農業——食料生産者と食料生産
2014Rachel Brann, Keith Byron, Claire Sorvari Graupmann, Jay Kovach, Maria Val Martin, Emily Tucker · University of Minnesota Digital Conservancy (University of Minnesota) · United States
2014年秋にサマンサ・グローバー氏とアミール・ナダブ氏が担当した米国ミネソタ大学の授業「SUST 4004:持続可能なコミュニティ」の履修学生が作成した報告・発表資料であり、内容の詳細や調査結果は示されていない。
コミュニティ経済コミュニティプロジェクト・環境行政・ブランドへの序論
2014Po Anita Puckett, Nancy Lopez-Romero · Practicing Anthropology · United States
『プラクティシング・アンソロポロジー』誌の本号冒頭部は、コミュニティを基盤とした調査研究への新たな視点を紹介するもので、その一つであるアイゼンバーグの論考「社会科学、公共政策、そしてニワトリへの恩赦」は、米国アリゾナ州ピマ郡が同州ツーソン市における都市農業の発展に果たした主導的役割を論じている。アイゼンバーグは政策チームを率い、他のチームに政策情報を提供し、プロセスについて教育し、環境政策の交渉を支援した。ファクトシートの作成、政策情報の研修、ワークショップの実施などの一連の取り組みを通じて、都市農業に関する独自の要素を含むツーソン市ゾーニング委員会向けの暫定計画案の策定を後押しし、都市部での適切な家畜飼育(特にニワトリ)が主な焦点となった。ゾーニング政策をめぐる議論に住民の関心と関与を維持するため、Facebookページ「ツーソン・クラックス」も成功裏に開設された。アイゼンバーグは、地域の課題を歴史的な時間軸を通じて一貫して理解することが、実効的な行動のための重要な要件であると結論づけている。
政策コミュニティ福祉