研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
530 件(6 / 22)
バリ州デンパサール市ウブン地区における参加型・教育的アプローチによる緑地開発と都市農業の質向上
2025Komang Adelia Trisnadevy, Ida Bagus Gde Agung Yoga Pramana · Jurnal Abdi Masyarakat Indonesia · Indonesia
インドネシア・バリ州デンパサール市北部ウブン地区(面積173ヘクタール)を対象に、女性農業グループ「クロンポック・ワニタ・タニ・ジェリタ」が運営する「持続可能な家庭菜園(ペカランガン・パンガン・レスタリ)」事業の課題に対応した地域貢献活動の報告。害虫被害、農業資材の不足、電力供給の不備、グループ参加率の低さといった課題に対し、食用・薬用植物の種苗、天然殺虫剤、有機・液体肥料の提供と教育を通じて解決を図った。観察、計画立案、資材・教材準備、実施、面談・伴走による評価という手順で実施され、グループ参加率、栽培技術への理解、収穫物の多様性と質の向上が確認された。
コミュニティ食育持続可能な経済開発における都市農業の設計と実装——観光集落における地域産品マーケティング戦略
2025Maria Angela Diva Vilaningrum Wadyatenti, Ika Yuli Listyarini, Fransisca Desiana Pranatasari · Jurnal LeECOM (Leverage Engagement Empowerment of Community) · Indonesia
インドネシア・ジョグジャカルタ市の高密度居住地区にある観光地カンプン・ウィサタ・カリ・ガジャウォンを対象に、未活用の遊休地を都市農業に活用するための教育・伴走支援活動を報告した記事。活動の成果は、適正な生産原価(HPP)と魅力的なパッケージングを備えた教育観光商品の多角化として位置づけられ、持続可能な観光マーケティングの一形態とされる。活動を通じてパートナー住民の都市農業実践スキルの向上が見られ、支援には一式の機材供与も含まれた。
食育経済コミュニティ都市農村連携栽培用土と収穫時期がエンドウ豆マイクログリーン(ピースシュート)の生育・収量に与える影響
2025Benita Amirotul Ayyi, Siti Muslikah, Sugiarto, Zuhanid Zamarudah · Folium Jurnal Ilmu Pertanian · Indonesia
インドネシア・マラン市(アラムサリ住宅地内の「ルマ・マイクログリーン」)で行われた、エンドウ豆マイクログリーン(ピースシュート、Pisum sativum L.)の栽培試験。栽培用土(ココピート100%、ココピート50%+籾殻くん炭50%、不織布)と収穫時期(播種後6・7・8・9日)を2要因とする乱塊法要因配置実験を実施した。結果、ココピート50%+籾殻くん炭50%の用土と播種後9日での収穫を組み合わせた区で最良の生育・収量が得られ、この組み合わせが最適なピースシュート・マイクログリーン生産に推奨されるとしている。
DIY・自作食育有機資源循環スラバヤ市カンポン・ピンタルにおける野菜加工品の付加価値向上のための食品デザイン
2025Endang Retno Wedowati, Fungki Sri Rejeki, Emmy Wahyuningtyas, Diana Puspitasari, Adi Candra · ADMA Jurnal Pengabdian dan Pemberdayaan Masyarakat · Indonesia (Surabaya)
インドネシア・スラバヤ市の都市農業プログラムに参加するカンポン・ピンタル地区の農民グループ(Kelompok Tani Kampoeng Pintar Oase)を対象に、都市農業産物の野菜加工品に付加価値を与えるための地域連携活動を実施した報告。社会化・研修・技術導入からなる手法を用い、学習実践型の研修を通じて野菜ナゲット・野菜チップス・野菜アイスクリームの加工技術を導入した。活動の結果、参加住民は複数種の野菜加工品を製造する技能を習得したと報告されている。
コミュニティ経済食育インドネシア・スマラン市における持続可能なアグロ・エデュツーリズム開発とグリーン製造ソリューション
2025Ni Wayan Mutia Dewi Artawati, Tri Martini, Siwi Gayatri, Forita Dyah Arianti, Retno Widiyawati, Cahyo Prasetyo, N A Sasongko, Dany Juhandi, Nur Faizah, Vina Eka Aristya · Evergreen · Indonesia
インドネシア・スマラン市ミジェン郡のカンプン・サワ・ミジェン地区で、住民参加型調査法(PRA)により地域資源と課題を洗い出し、多側面持続可能性分析(MSA)により6分野の持続可能性指数を算出した。農家の平均コメ収量は1ヘクタール・1作期あたり4.6トンで大半が環境配慮型農法を実践しており、持続可能性指数は50.14、社会面が最高(69.44)、技術面が最低(41.67)だった。稲わらと堆肥のコンポスト化、養殖排水の灌漑再利用、省エネルギー型収穫後処理技術などのグリーン製造手法を、地域住民・研究者・企業・メディアと共同でアグロ・エデュツーリズムモデルの一部として導入・評価し、技術面での持続可能なイノベーションの必要性を指摘した。
食育コミュニティ気候変動デンパサールGBIスイス教会信徒世帯における食料安全保障のための魚と野菜の栽培
2025Ida Ayu Kartika Maharani, Putu Widiadnyana, Ni Putu Dilia Dewi · WIDYABHAKTI Jurnal Ilmiah Populer · Indonesia
インドネシア・デンパサール市のGBIスイス・ミニストリー教会信徒を対象に、限られた土地条件と都市農業技術に関する知識不足への対応として、バケツ内でナマズを養殖する簡易アクアポニックス手法「ブディクダンベル」の研修を行う地域貢献プログラムを実施した。ニーズ調査、技術説明、栽培研修、自動給餌器とデジタル解説ポスター付きブディクダンベルキットの配布という段階で進められ、参加者の高い熱意と、種苗管理や統合的食料生産システムに関する実践的理解の向上が確認された。
コミュニティ食料主権・社会正義食育論文は毎週増えています
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西ジャワ州プルワカルタ、キアラペデスのアル・ムハジリン寄宿学校におけるヒーリングガーデン整備
2025Prita Indah Pratiwi, Bambang Sulistyantara, Indung Sitti Fatimah, Nizar Nasrullah, Riswandi, Andy Darusalam, Yusuf Dwi Shaka Juliandri, Khansa Aqila Arrahman · Agrokreatif Jurnal Ilmiah Pengabdian kepada Masyarakat · Indonesia
西ジャワ州プルワカルタ県キアラペデス郡のアブン・ブンヤミン・ムフタール(ABM)農場、アル・ムハジリン財団の高齢者向けイスラム寄宿学校(プサントレン)を対象とした活動報告。同校の敷地には果樹・野菜を含む多様な園芸作物を植えた4ヘクタールの農地があり、経営会議、アウティングクラス、英語キャンプ、タフフィズキャンプなどの活動にも利用されている。準備、インベントリー、分析と統合、コンセプト開発、デザイン制作、実施、普及の7段階を経てヒーリングガーデンを整備し、リラクゼーションガーデン、家庭薬用植物(トガ)ガーデン、食用植物ガーデンを作った結果、討論・ムロジャアハ・園芸作物栽培・レクリエーションの場として機能した。整備・普及活動中、住民は芳香植物の植栽や説明の聴講、質疑応答、事前・事後テストに意欲的に取り組み、事後テストの結果、講師の帰郷活動によって住民のヒーリングガーデンに関する知識が向上したことが示された。
食育コミュニティ健康非公式教育機関PKBMブンダの学習者向け持続可能な食料安全保障の基礎知識としてのアクアポニックス紹介
2025Mustangin Mustangin, Aisyah Trees Sandy, Norhidayat Norhidayat, Fahrul Hidayat, Anita Febriyani, Andin Dwi Kinanti · Darma Diksani Jurnal Pengabdian Ilmu Pendidikan Sosial dan Humaniora · Indonesia
インドネシア・サマリンダの非公式教育機関PKBMブンダで、等価教育(Kesetaraan)の学習者に対しアクアポニックスの基礎概念を紹介する地域貢献活動プログラム。準備・実施・評価の3段階からなり、実施段階ではアイスブレイク、講義、動画教材、グループディスカッション、質疑応答を組み合わせ、事前・事後テストで理解度の変化を測定した。評価の結果、参加者のアクアポニックス概念に対する理解が向上したことが確認され、実施した学習方法が基礎知識の付与に有効であったことが示された。
食育有機資源循環食料主権・社会正義都心の食料安全保障向上を目指すダウ・プケン村での都市農業実践——女性農民グループ21名への参加型トレーニング
2025Ni Nyoman Serma Adi, Aditya Wirayudha, Dini Layali Apriliani, Elisa Kurnia Putri, Fitri Khaerunnisa, Ni Luh Putu Susi Ardiningsih, Nige Auliya Marga Utami, Putri Ayu, Ade Irma Cahyani, Dyah Rahayu · Suluh Pendidikan · Indonesia
インドネシア・ダウ・プケン村(人口密集で農地が乏しく、食料価格変動や供給不安定に脆弱)を対象に、都市農業の実践を通じた食料安全保障向上を目的とするSMART手法に基づく応用研究。同村の女性農民グループ(KWT)メンバー21人を対象に、限られた土地での栽培訓練・環境配慮型農法の紹介・実装支援からなる実践型参加トレーニングを行った結果、教育面では回答者の61.9%が成果に満足、実施の有効性については71.4%が食料安全保障向上という目標を達成したと回答し、71.4%が環境・持続可能性への効果が大きいと回答した。
食育食料主権・社会正義近郊農業学校用地の最適化による薬用植物(TOGA)栽培を通じた環境衛生の推進
2025I Gede Fery Surya Tapa, I Kadek Angga Budi Astrawan · Community Development Journal Jurnal Pengabdian Masyarakat · Indonesia
インドネシア・スランガン地区の公立小学校SDN 3 Serangan(第3小学校)で行われた地域貢献活動の報告。学校用地を活用して家庭用薬用植物(TOGA)を栽培することで環境衛生への意識向上を図る取り組みで、用地の観察、植物種の選定、圃場整備、苗の調達、児童への研修・普及を実施した。その結果、学校用地のTOGA栽培への活用が進み、児童のTOGAに関する知識が増え、環境衛生を守る活動への児童の積極的な参加が促されたと報告している。
コミュニティ食育健康サステナビリティ介入としての食用キャンパス景観——華南農業大学の事例研究
2025Yu Hang · Cities & Health · China
中国の高等教育においてエディブルキャンパス(食用植物を組み込んだキャンパス景観)の普及・維持は依然として限定的であることを背景に、華南農業大学を事例として、利用者がエディブルキャンパス景観へ参加する意向に影響する要因を検討した。拡張統合技術受容モデルと計画的行動理論に基づく混合研究法を用い、主観的な意識、知覚された便益・コスト、外部支援、資源の利用可能性が参加意向に及ぼす影響を検証した。408件の調査回答に基づく構造方程式モデリングの結果、知覚された便益・外部支援・意識が参加を促す主要因である一方、維持管理コスト・時間的負担・限られた組織的支援が重要な障壁として残っていることが示された。
食育コミュニティPTププック・クジャンによる社会イノベーションの実装——農業・畜産・女性エンパワーメント・都市農業を通じたコミュニティエンパワーメント
2025Agung Gustiawan, Ade Cahya Kurniawan · Prospect Jurnal Pemberdayaan Masyarakat · Indonesia
この参加型アクションリサーチは、インドネシアのPTププック・クジャン社によるCSR(企業の社会・環境責任)プログラムを4つの施策から記述する。Kuwatan Sadesaはコーヒー生産性を1.2トン/haから潜在的な3トン/haへ引き上げつつ森林を保全し、Kujang Wanita Tangguh(KUWAT)は女性がガーメント廃材から最低2種の製品を生産できるよう支援し、Asa Warga Ternak Mandiri(Asatama)はクラウドファンディングとパイナップル廃棄物飼料により最低16頭の羊を共同飼育する体制を構築し、Kujang Urban Farming(KURFA)は温室1棟を設置して住民10人以上を巻き込み、加工食品を生み出した。これらの施策は地域福祉を高め、社会的連帯を強化し、環境の持続可能性を促進したと報告されている。
コミュニティ経済食育屋上庭園における点滴灌漑によるピーマン生産と水利用効率の向上
2025Dinesh Kumar, Abhishek Ranjan, Mahendra Sharma, Sanoj Kumar, Vishnu Ji Awasthi, Anshu Kumari, Ramesh Kumar Sahni, Ananya Rai, Krishna Murari, Shilpi Kumari, S. Paswan, Kushwaha Abhijeet · Journal of Scientific Research and Reports · India
インド・ビハール州アラの農業工学カレッジで2024年11月〜2025年3月に実施された乱塊法・6反復の試験は、屋上で栽培したインドラ・カプシカム(Capsicum annuum L.)に対する点滴灌漑の効果を評価した。点滴灌漑により草丈・葉数・花数が増加し、1株あたり平均果実数21.3個、果実長67.2mm、果実重79.81g、収量3.52kg/株が得られた。従来の灌漑方式と比べて水使用量を約75〜80%削減しつつ、水利用効率9.2kg/m³を達成し、収量は従来法で見られる水準より10〜15%増加した。
近郊農業経済食育気候変動都市農業の成功要因分析——インドネシア・マラン市の事例
2025Rafitri Novitasari, Agustina Shinta Hartati Wahyuningtyas, Heptari Elita Dewi, Riyanti Isaskar · JOURNAL ON SOCIAL ECONOMIC OF AGRICULTURE AND AGRIBUSINESS · Indonesia
人口増加に伴い農地が減少する一方、未利用の農地が都市農業に転用されつつあるインドネシア・マラン市を対象に、農業への関心に影響する要因(知識・態度・認識)を分析した研究。目的サンプリング法により70人の回答者からインタビューと文献調査によりデータを収集し、記述統計分析とSEM-PLSを用いて処理した。結果は、都市農業に関する知識と態度は都市部での農業への関心に有意な影響を及ぼさなかったことを示した一方、都市農業に対する認識は関心に正の影響を及ぼし、住民が経済的・社会的・環境的便益を認識していることと関連していた。
コミュニティ経済食育パーム油工場廃棄物を活用した有機NPK肥料製造のための適正技術の適用——ブキウン村(インドネシア)
2025Listya Utami Karmawan, Rory Anthony Hutagalung, Yanti Yanti, Irwin Suryaatmadja, Michelle Nadine Hardjawidjaja, Yasinta Ratna Esti Wulandari · Journal of Saintech Transfer · Indonesia
要旨で述べられる活動内容は、インドネシア・西ジャワ州ボゴールのチオマス・ラハユ村にあるVilla Ciomas RW 10農民グループ(PokTan Vici 10)を対象としたもので、チシンダンバラン川沿いの小区画で都市農業を営む同グループには既に小規模な養魚池があったがアクアポニクス設備がなかった。地域貢献チームは、アクアポニクス設備の設置、水耕・アクアポニクスの基礎知識に関するワークショップの提供、事業化の可能性の検討、実践研修の実施を通じて、既存の都市農業施設の有用性を高めることを目指した。プログラム期間中はモニタリングと指導も行われた。水耕・アクアポニクス設備の設置には成功したが、養魚池のみからの養分供給は当初不十分で、水耕用の栄養剤の追加が必要になった。野菜栽培には水耕技術も導入された。研修前後のアンケート分析では、参加者の知識とアクアポニクス技術がウィルコクソン符号順位検定で有意に向上した(p<0.05)。結論として、アクアポニクス設備の設置は成功し、参加者は収穫までアクアポニクスシステムを自律的に管理できる基礎的な知識と技術を獲得した。今後、地域住民は水耕・アクアポニクス製品の販売による事業機会を模索する計画である。
コミュニティ有機資源循環食育DIY・自作問題解決型学習(PBL)による都市農業教材の学習成果向上の取り組み——東ジャワ州ンガンジュク県SMKN1ゴンダンの事例
2025Qiurita Fortuna, Marmi Marmi, Achmadi Achmadi · Pubmedia Jurnal Penelitian Tindakan Kelas Indonesia · Indonesia
インドネシア東ジャワ州ンガンジュク県のSMKN1ゴンダン(農業関連高等職業学校)の食料作物・園芸農業科(ATPH)第10学年の生徒を対象に、都市農業(アーバンファーミング)分野で問題解決型学習(PBL)を用いた授業改善のアクションリサーチを、事前サイクル(ディスカバリー・ラーニング)、サイクル1(PBL)、サイクル2(PBL)の3サイクルで実施し、認知・情意・精神運動の各領域を評価した。PBLの導入により、最低到達基準(KKM)を上回った生徒の割合がクラス全体の53%増加し、クラス平均点が12%上昇し、情意・精神運動面で積極的に関与する生徒数の増加として学習意欲の向上も確認された。
食育コミュニティPKK女性グループのエンパワーメントによる都市農業運営を通じたグリーン・カンプン(緑の村)の創出
2025Hanik Endang Nihayati, Retno Indarwati, Elida Ulfiana · Jurnal Masyarakat · Indonesia
急速な都市化のなかで食料安全保障への対応策として位置づけられる都市農業を通じた、都市の緑化と食料生産の実現を目的に、地域住民グループ、PKK(家族福祉振興運動)、村役場職員の協働によって都市緑地を構築するインドネシアの取り組み。2018年4月から1年間にわたり、社会化、試行、実施、評価、収穫祭という5段階の伴走支援プログラムとして実施された。結果、特に主婦層を中心とした住民が関与した都市農業プログラムは、都心部で質の良い野菜へのアクセスを提供し、より緑豊かな環境をつくり出すことで、生活の質を維持する取り組みとしての質の向上に寄与することが確認された。結論として、都市農業プログラムは地域住民、村、研究者、高等教育機関に実質的な便益をもたらしており、影響を拡大するには女性の積極的な役割参加を伴いながら様々な地域で展開していく必要があるとされた。
コミュニティ福祉食育政策都市園芸における動機・障壁・消費者選好——インド・ハイデラバードの事例研究
2025Dhaipule Amritha, B. Nirmala, Ch. Srilatha, K. Supriya · Journal of Scientific Research and Reports · India
インド・ハイデラバードを対象に、都市住民が園芸を行う動機、直面する課題、価格・使いやすさ・支援サービスが消費者選好に与える影響を検証した研究。目的的抽出法により80人の回答者を対象に、5段階のセマンティック・ディファレンシャル尺度による構造化質問票を用いてデータを収集し、平均順位法と重回帰分析で解析した。回答者の多くは女性・高学歴・中年・既婚で核家族に属し、就業者と主婦の双方が園芸活動に参加していた。悪天候と害虫問題が課題として多く報告され、園芸用品の特性では資材の品質が最も重視され、次いで価格、使いやすさの順であった。価格・使いやすさ・支援サービスは消費者選好に有意な影響を与えた(p<0.01)。
コミュニティ経済食育庭先を活用した都市農業の普及啓発——家庭薬用植物(TOGA)とロゼルの活用による家族の健康増進
2025Nurul Zakiyah, Andien Putri Amelia, Dini Nurhandini, Lhaeira Hilda Arsheillah, Eka Yunita Putri, Dimas Aditya Riski, Bisyru Maulana Ali, Muhammad Surya Alkautsar · Academic Zeal for Community Innovation Research and Engagement · Indonesia
インドネシア・アスタナランガル村で実施された地域貢献プログラム(2025年)は、参加型アクションリサーチの手法により、庭先を活用した都市農業と家庭薬用植物(TOGA)の栽培、ロゼルの加工訓練を組み合わせた普及啓発を、女性農民グループ「アルム・サリ」とPKK(家族福祉振興会)の会員を対象に実施した。手法は現地観察、グループ討議、教育活動、技術指導、植栽活動である。報告された成果は、地域住民の参加増加と、食料・健康・家計経済の資源として庭先の土地や地域植物を活用する行動変化である。
食育コミュニティアロエベラ廃棄物由来の植物性農薬によるトウガラシ細菌性萎凋病防除訓練——スンベル・レジェキ女性農民グループ
2025Marlina Marlina, Muhammad Hafizh, Putra Jaya Gea, Yovi Avianto · Abdimas Galuh · Indonesia
インドネシア・ジョグジャカルタの女性農民グループ「スンベル・レジェキ」の生産圃場で2024年11月26日に実施された地域貢献プログラム(Abdimas Galuh、2025年)は、トウガラシ栽培における細菌性萎凋病への対策として、アロエベラ廃棄物から作る天然殺菌剤の調製と施用に関する説明と実地研修を行った。報告された成果は、殺菌剤の定義・効能・天然原料・調製技術・施用方法に関するメンバーの知識・技能の向上であり、参加者の関心は高かった。著者らは、このアロエベラ殺菌剤が実際に青枯病菌(Ralstonia solanacearum)の増殖を抑制する効果についてはまだ評価されていないと述べ、これと他の園芸作物への適用試験を今後の課題として挙げている。
コミュニティ有機資源循環DIY・自作食育マイクログリーン:栄養価の高い野菜摂取の代替と家庭での環境配慮型栽培実践——レビュー
2025Ratna Suminar, Nyang Vania Ayuningtyas Harini, Gian Sapta Andrialin · Journal of Agriculture and Animal Science · Indonesia
インドネシアにおける野菜摂取量の低さと環境配慮型都市農業への需要の高まりを背景に、2016〜2024年に発表された学術誌・専門書・研究報告を対象とした系統的文献レビューにより、マイクログリーンの栄養成分・生理活性物質の内容と健康便益、家庭規模を含む各規模での栽培可能性を検討した。マイクログリーンはビタミン・ミネラル・抗酸化物質を豊富に含み収穫期間が短く必要土地面積も小さいこと、LED照明・培地・種子の質などの技術が栽培の成否に大きく影響すること、流通と製品の日持ちに課題が残ることが示された。
食育健康コミュニティ有機資源循環家族福祉運動(PKK)のウェルビーイング向上に向けた都市農業プログラム——スマラン市ルジョサリ地区の事例
2025Riska Oktavia, Akhmad Faqih, Agus Riyadi · Jurnal SOLMA · Indonesia
インドネシア・スマラン市ルジョサリ地区のRT/RW 01/05で実施されたこのコミュニティ・プログラムは、社会化・研修・伴走支援・モニタリングを通じて、家族福祉運動(PKK)の女性会員に都市農業の実践(唐辛子、ナス、キャッサバ、赤玉ねぎ、ニガウリ、パンダン、メロン、ブラジルほうれん草、セロリ、柑橘の葉などの共同・各家庭での栽培)による能力強化を行った。報告では、都市農業を通じたPKKの能力強化はルジョサリ地区の家族福祉向上に効果的であったとしており、その成果はコミュニティの積極的な関与、地方政府の支援、伴走支援・研修の継続性に左右されるとしている。
コミュニティ福祉食育学校資産とクロスカリキュラム統合に基づくプロジェクト型学習による社会算術教育の革新
2025Eka Sariyanti, Ahmad Yani T · JP2M (Jurnal Pendidikan dan Pembelajaran Matematika) · Indonesia
インドネシアで、学校菜園などの学校資産を活用したプロジェクト型学習(PjBL)による社会算術(損益計算)教育の実践を、観察・インタビュー・文書調査による記述的定性研究法で検証した。この学習プロジェクトでは、生徒が菜園の収穫物を販売可能な製品へと加工し、損益計算を分析する課題に取り組み、インドネシア語科および社会科(IPS)との教科横断的な連携も組み込まれた。結果、学校資産に基づくPjBLの実施は生徒の意欲・関与・社会算術概念の理解を高めることが示された一方、プロジェクト管理の時間的制約や、利益・利益率の計算概念の理解における生徒のつまずきといった課題も確認された。
食育コミュニティSDNトゥルサン第1校におけるマイクログリーン栽培実践を通じたアクティブラーニング手法の実施
2025Amelya Bella, Melinda Putri Sukmana, Aril Rada Candra, Riski Mahatir Tharuddin, Briliana Fara Ardiyanti, Rinjani Intan Maylani · Jurnal Aplikasi Sains dan Teknologi Agrisevika · Indonesia
インドネシア・モジョケルト県ゲデグ郡トゥルサン村のSDNトゥルサン第1校において、UPN「ヴェテラン」東ジャワ校農学部学生執行部による地域奉仕活動として、マイクログリーン(からし菜、パクチョイ、空心菜)の紹介と栽培実習を通じ、児童の都市農業概念への理解を高める活動を実施した。啓発・議論・実地栽培実習を通じて栽培法と手入れ、栄養面の利点を教えた結果、児童の栽培実践への積極的な参加、実技スキルの向上、新鮮な野菜摂取の重要性への意識が確認されたとしている。
食育コミュニティDIY・自作インドネシア・バンドン市の家庭菜園型都市農業が生む生態系サービスに対する住民の受けとめ
2025Saputra A., Abdoellah O., Utama G., Wulandari I., Mulyanto D., Suparman Y. · Sustainability · Indonesia
バンドン市の家庭菜園(ホームガーデン)を対象に、住民が生態系サービスをどう受けとめているかを聞き取りと質問紙で調べた研究。菜園は新鮮な収穫をもたらすものの、食料安全保障への寄与は補助的な域にとどまると住民自身が評価した。一方で生物多様性の保全、微気候の調整、災害リスクの低減、地域のつながり、精神的な安定といった面での価値は広く認められた。場所の狭さ・知識の不足・他の土地利用との競合が普及を阻む要因として挙がり、教育と政策の後押しが鍵になると結論づける。
効果は限定的コミュニティ生物多様性食育