研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
テーマ
批判的・否定的知見
11 件
カリフォルニアにおける食品安全・権力・農産物グリーニング:コミュニティ食料回収ネットワークからの示唆
2026Chiarella C., Lamoureaux Y., Pires A., Surls R., Bennaton R., Van Soelen-Kim J., Grady S., De Melo Ramos T., Koundinya V., DiCaprio E. · Frontiers in Sustainable Food Systems · California, USA
生産者が販売できない・しない作物を収穫するグリーニング(農産物回収)を、カリフォルニアのコミュニティ食料回収ネットワークにおける食品安全と権力関係の観点から検討する。
食品ロスコミュニティ福祉自治体のコミュニティ堆肥化プログラム参加者の家庭食品廃棄行動
2025Campbell C., Gusto C., Kelsey K.D., Haase H., Cohen N., Robertson K., Kiker G., Boz Z. · Journal of Agriculture, Food Systems, and Community Development, 14(2):9-26 · United States
米国フロリダ州ゲインズビルの自治体コミュニティ堆肥化プログラム参加者107名が、市民科学の手法で2週間の家庭生ごみを実測・記録した研究。参加世帯の生ごみはEPA推計の2倍以上(週約14ポンド)に上ったが、参加者の85.8%が食品廃棄への意識向上を、71.5%が排出量の削減を報告した。コミュニティ堆肥化への参加が家庭の食品ロス削減行動を後押ししうることを示す。
食品ロスコンポストコミュニティ食育都市食品廃棄物の土壌改良への利用:アルゼンチン・ロサリオの都市農業におけるコンポスト分析
2024· Frontiers in Sustainable Food Systems · South America
アルゼンチン・ロサリオにおける都市食品廃棄物のコンポスト化と都市農業への応用に関する研究。廃棄物の資源化と有機循環農業の可能性を検証。
有機資源循環食品ロスコンポストDIY・自作クリーブランドの再建:見捨てられたアメリカにおける解体、人種差別、都市農業
2024Pierric Calenge, Maie Gérardot · Métropolitiques · United States (Cleveland)
Max RousseauとVincent Béalの著書は、クリーブランドにおける都市の衰退と人種隔離を組織する政策の曖昧さを明らかにしている。この政策は、アルゴリズムによる管理と都市の緑化の間で、都市の縮小と人種隔離を促進している。この研究は、サブプライム危機、人種差別、隔離によって特徴づけられる、脱都市化を経験しているラストベルト地域に焦点を当てている。
公平性・立ち退きコミュニティ政策経済都市農村連携食料主権・社会正義健康福祉気候変動生物多様性食育高齢者食品ロス有機資源循環送粉者・ミツバチ固定種・在来種食料流通・フードマイルCSA・提携近郊農業デジタル農業DIY・自作コンポスト食育福祉高齢者食品ロス有機資源循環コミュニティ生物多様性送粉者・ミツバチ政策健康経済固定種・在来種都市農村連携食料流通・フードマイルCSA・提携近郊農業気候変動食料主権・社会正義デジタル農業落穂拾い(グリーニング)プログラムと余剰農産物の食料救済団体への寄付に対する農家の態度と認識
2022Harvey S., Mount P., Valentine H., Gibson C. · Journal of Agriculture, Food Systems, and Community Development, 11(4):233-247 · United States
米国カンザスシティ都市圏で、落穂拾い(グリーニング)に参加した農家12名と未参加の農家16名に聞き取りを行い、余剰農産物をフードバンクなど食料救済団体へ寄付する動機と障壁を分析した研究。参加者は寄付の手軽さと税制優遇を利点として挙げ、未参加者は安全性や責任の懸念を課題とした。都市・近郊農地の余剰を地域の食料支援に回すフードレスキューの設計に示唆を与える。
食品ロスコミュニティ福祉経済低コストソーラー乾燥機の設計・製作・応用:アラティクム果肉乾燥の速度論的研究
2022· Journal of Food Processing and Preservation · Brazil
低コストなソーラー乾燥機を自作し、アラティクム果肉の乾燥速度を検討した研究。安価な自作乾燥機による農産物の保存・付加価値化を示す。
DIY・自作食品ロス経済閉ループ型都市施設園芸への堆肥化の組み込みに関する概念的枠組み
2021Dsouza A., Price G., Dixon M., Graham T. · Sustainability · Canada
有機廃棄物の養分を再循環させるため、閉ループ型の都市施設園芸(制御環境農業)に堆肥化を組み込む概念的枠組みを提示する。
コンポスト食品ロス有機資源循環堆肥を基盤とした都市農業における養分回収効率と損失の定量化
2020Shrestha P., Small G.E., Kay A. · PLOS ONE, 15(4):e0230996 · United States
都市菜園での堆肥施用による養分の回収効率と損失を実測・定量化した研究。堆肥はしばしば作物の必要量を大きく超えるリンを供給し、余剰リンが流出して水環境に負荷を与えうることを示した。生ごみを堆肥化して都市農業に還す物質循環を、養分管理まで含めて持続可能に設計する必要性を提起している。
コンポスト有機資源循環食品ロス経済家庭生ごみの分散型コミュニティ堆肥化の実現可能性分析:シカゴのケーススタディ
2019Pai S., Ai N., Zheng J. · Sustainable Cities and Society, 50:101683 · United States
シカゴを事例に、公園の一部を使った分散型のコミュニティ堆肥化について、費用と温室効果ガス排出の観点から実現可能性を分析した研究。分散型堆肥化は住民への普及啓発・埋立回避・コスト削減の便益をもたらし、都市全体で1トンあたり約100ドルの純便益が見込めるとして、都市の生ごみを地域で堆肥化する戦略の財務的成立性を示した。
食品ロスコンポスト有機資源循環経済21世紀のグリーニング:オンタリオ州(カナダ)における都市食料回収とコミュニティの食料保障
2019Marshman J., Scott S. · Canadian Food Studies · Ontario, Canada
オンタリオ州の5つのグリーニング団体を対象とした事例研究。現代のグリーニングが食品廃棄の削減、新鮮な食料へのアクセス改善、コミュニティ形成に寄与することを示す。
食品ロスコミュニティ福祉畑から食卓へのパイロット研究:寒冷地の高校菜園は野菜の選択を増やしたが廃棄も増やした
2015Brian Wansink, Andrew S. Hanks, David R. Just · Acta Paediatrica · United States (New York)
本研究は、栄養教育を伴わずに寒冷地の高校菜園が野菜摂取に影響し得るかを、給食トレイの廃棄量を測定する前後比較デザインで検討した。ニューヨーク州北部の高校で、サラダバーに菜園産の野菜を加えるとサラダを選ぶ生徒の割合は2%から10%に上昇し、平均して取った量の3分の2を食べたが、廃棄も1食あたり5.56%から33.33%へ増加した。
食育健康食品ロス