研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
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特別期間(スペイン語版)
2026· Wikipedia (スペイン語) · Cuba
キューバの「特別期間」を扱うスペイン語版Wikipedia記事。ソ連崩壊により1990〜1993年にGDPが36%縮小し、1日あたりの摂取カロリーは1989年の2,845kcalから1994年の1,863kcalへ減少(推奨最低ライン2,100〜2,300kcalを下回る)したと記載。石油へのアクセス喪失を受け、国際的な技術者の助けでパーマカルチャーや有機農業への転換が進んだ(organopónicosへの変化)。1994年以降回復が始まり、GDPは2007年に1990年水準へ回復したとされる。
都市農村連携食料主権・社会正義経済オルガノポニコ・ビベロ・アラマル
2026Global Network of Lighthouse Farms (Wageningen University & Research) · Global Network of Lighthouse Farms (Wageningen University & Research) · Cuba
ワーヘニンゲン大学の灯台農場ネットワークによるOrganopónico Vivero Alamarの紹介ページ。1997年に協同組合員5名が設立したUBPC(基礎協同生産単位)で、当初は800m2の手動灌漑の樹木苗床だったが、現在は10.14haに150名の協同組合員(うち女性42名)を抱える。野菜・果実・木材植物の苗床、0.45haの温室、昆虫病原菌繁殖の簡易実験室、菌根菌繁殖センター、果実・野菜の小規模加工施設を備える。COVID-19による経済難と山火事で農場は閉鎖を余儀なくされたと記載。
都市農村連携食料主権・社会正義有機資源循環経済重要原材料(クリティカル・ロー・マテリアルズ)
2026European Commission · European Commission (single-market-economy.ec.europa.eu) · Europe
欧州委員会の「重要原材料(CRM)」公式ページ。2023年の第5次CRMリストに「Phosphorus(リン)」および「Phosphate Rock(リン鉱石)」がそれぞれ独立の品目として掲載されていることを確認できる。ページはCRM選定の背景として、中国が重希土類元素の100%、トルコがホウ素の99%、南アフリカが白金族金属の71%超をそれぞれ供給するなど特定国への供給依存の例を挙げているが、リン・リン鉱石固有の輸入依存度の数値はこのページ自体には記載されていない。
政策経済有機資源循環ハーバー法(ハーバー・ボッシュ法)
2026· Wikipedia · Global
アンモニア合成の工業プロセス、ハーバー(・ボッシュ)法を扱うWikipedia記事。2018年時点で年間2億3,000万トンの無水アンモニアを生産しているとされ、人体組織中の窒素の「ほぼ50%」がこのプロセス由来と記載されている。アンモニア生産は世界のエネルギー消費の1〜2%、天然ガス生産の3〜5%、世界の炭素排出量の3%を占めるとされる一方、窒素利用効率は典型的に50%未満で、過剰施肥由来の農地流出が生態系を損なうと指摘されている。同プロセスは20世紀初頭に約20億人だった世界人口が現在80億人超に拡大したことを支えたとも記述されている。
有機資源循環気候変動経済リン(元素)(§埋蔵量/§保全とリサイクル節)— 「ピークリン」からのリダイレクト
2026· Wikipedia · Global
「Peak phosphorus」のURLは現在Wikipediaの「Phosphorus」記事内の埋蔵量節にリダイレクトされている。2023年のUSGS推計で世界の商業的に採掘可能なリン鉱石埋蔵量は720億トン、2022年の世界採掘量は2億2,000万トンで、成長ゼロと仮定すればおよそ300年分に相当するとされる。ノルウェーで2023年に新たな鉱床が発見される以前は、商業的に採算の合う埋蔵量は50〜100年で枯渇すると見込まれていた。埋蔵量の推計自体は論争的で、2010年のIFDC報告書は特にモロッコの埋蔵量について実際には仮説的・推定的な資源を「埋蔵量」と呼び直しただけだとする2014年のレビュー論文の批判が紹介されている。リン鉱石の不足や大幅な価格上昇は世界の食料安全保障に悪影響を与えかねないとも記されている。対応策として、農地流出削減(不耕起栽培・等高線耕作・防風林等)、下水汚泥の焼却・灰からのリン回収、ストルバイトなどリン含有廃棄物からの回収技術が挙げられているが、現在の技術は市場価格に対してまだコスト効率的でないとされる。
有機資源循環経済政策食料主権・社会正義オランダ(Wikipedia)
2026· Wikipedia · Netherlands
「Agriculture in the Netherlands」というURLはWikipediaの「Netherlands(オランダ)」総合記事にリダイレクトされる。国土面積41,850km2・人口1,800万人超の人口密度が高い国であるにもかかわらず、肥沃な土壌・温暖な気候・集約農業・創意工夫により、食料・農産物の輸出額で世界第2位であると記されている。
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ヘーレンボーレン
2026European Social Fund Plus (European Commission) · European Social Fund Plus, Social Innovation Match · Netherlands
2016年に始まったオランダの市民出資協同組合型農場モデル「Herenboeren」の事例紹介。約250世帯が共同出資・共同運営する「Herenboerderij」を単位とし、1世帯あたり約2,000〜2,500ユーロの初期出資と月額45〜80ユーロ(所在地・肉消費量による)の会費を払い、季節の野菜・果物・卵(希望者は肉も)を毎週受け取る。専業農家を雇用し、土壌・生物多様性・動物福祉に配慮した農業を行う。2026年時点でオランダ全土に稼働中の農場23か所、会員9,000人超が参加している。
コミュニティCSA・提携生物多様性経済シンガポールの農業(英語版ウィキペディア)
2026· Wikipedia (English) · Singapore
英語版ウィキペディアの「シンガポールの農業」項目。同国は食料の約90%を海外輸入に依存する。2019年に「30 by 30」目標(2030年までに栄養需要の30%を国内生産)が掲げられたが、2025年11月に改定され、2035年までに葉物野菜等20%・タンパク質(水産物・卵含む)30%を国内生産する新目標となった。2024年時点で陸上153・海上72の計225農場があり、総生産額は2億3,100万シンガポールドル。
食料主権・社会正義政策経済都市農村連携シンガポール食糧庁(英語版ウィキペディア)
2026· Wikipedia (English) · Singapore
英語版ウィキペディアの「シンガポール食糧庁」項目。同庁は2019年4月1日、旧農業食糧獣医庁(AVA)の食糧関連機能や、国家環境庁・保健科学庁の一部機能を統合して発足した。2019年3月8日に「30 by 30」目標(2030年までに食糧需要の30%を国内生産、当時の10%から引き上げ)が発表された。2025年に新目標へ改定された。
政策食料主権・社会正義経済シンガポールの食料安全保障
2026· Wikipedia · Singapore
シンガポールの食料安全保障を扱うWikipedia記事。食料の約90%が海外からの輸入であるとし、政府が2030年までに国内で栄養必要量の30%を生産する「30 by 30」目標を掲げていると説明する。さらに2035年までの新目標として、繊維(野菜等)消費量の20%、タンパク質(卵・海産物)消費量の30%を国内生産する計画があるとし、2024年時点の達成状況として繊維が8%、タンパク質が26%であったと記す。
食料主権・社会正義政策経済シェア畑
2026株式会社アグリメディア · 株式会社アグリメディア · Japan
株式会社アグリメディアが運営する会員制貸し農園「シェア畑」の公式サイト。種・苗・肥料・農具を農園側が用意し、経験豊富なアドバイザーが常駐する「手ぶらで通える」体験農園を、東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡など全国で展開している。2026年7月末時点で全国約118カ所の農園、約15,138区画を提供しているとされる。
DIY・自作コミュニティ都市農村連携経済ブラウンフィールドと土地再生
2026U.S. Environmental Protection Agency (EPA) · U.S. Environmental Protection Agency (EPA) · United States
米国EPAのブラウンフィールド(汚染跡地)再生プログラムのページ。汚染地の評価・清掃・再利用への補助金や技術支援を提供し、2026年6月時点で2.7億ドル規模のブラウンフィールド補助金、インフラ投資・雇用法による15億ドルの投資などを紹介している。都市農業への直接の言及はない。
政策経済コミュニティ都市農村連携ソウルフード・ストリート・ファームズ
2026Sole Food Street Farms · Sole Food Street Farms · Canada
2009年設立のソウルフード・ストリート・ファームズは、バンクーバーのダウンタウンイーストサイド周辺で空き地を農地に転換する社会的企業。複雑な障壁に直面する住民を訓練・雇用し、生鮮野菜の販売・寄付を行っている。
都市農村連携福祉コミュニティ経済インドの農業
2026· Wikipedia · India
インド農業の全体像をまとめたWikipedia記事。労働力の50%以上が農業に従事し、GDPの20.2%を農業が占める(2020-21年経済調査)一方、生産性は先進国の30〜60%程度にとどまるとする。都市農業に特化した記述はなく、インフラ不足や農民の自殺などの構造的課題を扱う。
経済政策都市農村連携台湾の農業
2026· Wikipedia · Taiwan
Wikipedia「台湾の農業」記事は、台湾の農業の概況と統計をまとめる。2023年時点で農業のGDP比率は1.51%、農業産出額は約351億台湾元、2022年時点の農家数は約76万戸、2020年時点の食糧自給率は35%と記載されている。都市農業を含む垂直農法が台湾で発展しており、2018年には桃園のiFarmが「アジア最大の垂直農場」と評価されたと紹介する。
経済都市農村連携政策台湾農業部
2026· Wikipedia · Taiwan
Wikipedia「台湾農業部」記事は、台湾の農業所管官庁の変遷を解説する。1984年に行政院農業委員会(Council of Agriculture)として発足し、2023年5月に立法院が農業部組織法を可決したことで農業部(Ministry of Agriculture)に昇格した。農業・林業・漁業・畜産・食品行政を所掌する。
政策都市農村連携経済グリーンシティ・クリーンウォーターズ
2026Philadelphia Water Department · Philadelphia Water Department · United States
フィラデルフィア水道局による25年計画(2011年開始・2036年完了予定)で、合流式下水道からの汚染流出を少なくとも85%削減する義務を負う。開始から10年で2,800以上のグリーンツールを約800か所に設置し、27億ガロン超の汚染水流出を防いだ。スカイキル川流域だけで年間5億8990万ドルの経済効果と6,154人の雇用創出、年間3770万ドルの税収をもたらしたとされる。
気候変動政策経済都市農業におけるコミュニティガーデン:立地選定とコストの検討
2026Jeong D., Li L., Perez-Quesada G. · Choices Magazine (Agricultural & Applied Economics Association), 2nd Quarter 2026 · United States
コミュニティガーデンの立地を環境費用便益の枠組みで検討し、直接費用(土地・水)と外部費用(水質汚濁・ジェントリフィケーション)の4点を整理した論考。安い空き地は土壌浄化と基盤整備の費用が高くつき、計画期間全体では割高な整備済み用地を上回りうること、乾燥地域では灌漑費が年間維持費の最大34%を占めうることを示す。外部費用としては、養分管理が甘いと窒素・リンが蓄積して地下水汚染のおそれがあること、コミュニティガーデンが隣接地の資産価値を当初3〜4%、5年で約7%押し上げ、本来の対象である低所得層の住民を押し出しうることを挙げる。著者らは、造成年・借地条件・管理方法を含む地理参照付きの網羅的なガーデン台帳が存在しないため、費用の厳密な定量化と因果推論が制約されると認めている。
公平性・立ち退き経済コミュニティ政策ESG投資ブームは「インパクトウォッシュ」だったのか
2026James Comtois · Institutional Investor · Global
国連責任投資原則(PRI)の署名機関は2006年の63機関・運用資産6.5兆ドルから、2019年には2,450機関・80兆ドルへ拡大した。記事はDemirerとZhangによる研究論文を紹介し、機関投資家のESG投資は「流行・評判への配慮・資金流入」に主に駆動された横並び行動であり、投資先企業のESG改善にも投資成績の向上にもつながっていないと論じる。記事執筆時点で世界のESGファンドへの資金流入は前年に50%減少し、四半期ベースで過去最大の120億ドルが引き揚げられている。
効果は限定的経済政策なぜフルコスト・リカバリーが重要なのか
2026Plinth · Plinth · United Kingdom
2026年4月5日公開・6月14日更新の解説記事。フルコスト・リカバリーとは、資金提供者が事業の直接費だけでなく、家賃・経理・IT・人事・経営陣の時間といった間接費のうち当該事業が占める割合ぶんも負担することを指す。記事は職員10名のうち2名(全体の20%)が関わる事業を例に、年間14万ポンドの間接費のうち2万8,000ポンドを事業予算に乗せ、直接費8万5,000ポンドと合わせて11万3,000ポンドとする計算を示す。セクターでは間接費率15〜25%が一般的だとし、間接費を賄えない助成を受け続けることが職員の疲弊やガバナンス上のリスクにつながる構造的な問題だと論じる。英国のチャリティ職員の時給は、経済全体の同等職種よりおよそ7%低いとしている。
事業採算・継続性経済政策コミュニティ指定活用団体「日本民間公益活動連携機構(JANPIA)」の活動
2026内閣府 · 内閣府 · Japan
休眠預金等活用法(平成28年法律第101号)に基づき、内閣総理大臣が全国に一を限って指定する「指定活用団体」の活動を紹介する内閣府のページ。日本民間公益活動連携機構(JANPIA)は2019年1月11日に指定され、毎年度の事業計画を作成して内閣府の認可を受け、資金分配団体の選定・監督・点検・評価を行う。ページには令和5年12月28日および2026年3月30日付の関係資料が掲載されている。
政策経済コミュニティ休眠預金等活用制度について
2026内閣府 · 内閣府 · Japan
内閣府が2026年7月に公表した休眠預金等活用制度の解説資料。休眠預金等とは10年以上取引のない預金等を指し、2016年12月に議員立法で成立した休眠預金等活用法に基づき2019年度から助成事業が始まった。2023年6月の法改正により2024年から活動支援団体や出資事業が加わっている。休眠預金等の発生額は2021年度1,374億円から2025年度1,871億円へ増え、預金者等への支払額は同期間に252億円から587億円へ、指定活用団体への交付額は87億円から74億円で推移した。2026年4月末時点で資金分配団体は延べ373団体、実行団体は1,550団体にのぼり、助成1事業あたりの平均は資金分配団体で1.54億円、実行団体で1,624万円である。
政策経済コミュニティ福祉ライカーズ島のソーシャル・インパクト・ボンド事業
2026MDRC · MDRC · United States
米国初のソーシャル・インパクト・ボンドとなったニューヨーク市ライカーズ島のABLE(Adolescent Behavioral Learning Experience)事業の紹介ページ。ゴールドマン・サックスが4年間で960万ドルを投じ、ブルームバーグ・フィランソロピーズが720万ドルの保証を付けた。対象は16〜18歳の収容者で、釈放後1年以内の再犯率は5割近く、6年間で200日超の追加収容が生じるとされ、ニューヨーク市の収容費用は年8万5,000ドルを超える。認知行動療法は再犯を最大25%減らしうるとされ、事業の成果基準は10%削減に置かれた。試行は2012年2月〜6月、本格実施は2012年9月〜2015年8月で、オズボーン協会とFriends of Island AcademyがMoral Reconation Therapyを提供した。
政策経済福祉グローバル・インパクト投資ネットワーク
2026· Wikipedia · Global
GIINは2009年9月にニューヨークで設立された非営利組織で、共同創設者はアミット・ブーリとアントニー・バグレヴィン。2009年9月25日にクリントン・グローバル・イニシアティブの場でビル・クリントンにより公表された。インパクト投資の規模拡大と専門職化を目的に、会議の開催、市場調査、インパクト測定基準IRIS(2009年開始、2019年にIRIS+へ)、Operating Principles for Impact Managementの運営を担う。2025年6月時点の会員は421社、2022年の収入は1,648万ドル、総資産は1,697万ドル。Operating Principles には2025年3月時点で40か国186社が署名している。
経済政策持続可能な都市に向けて都市農業を広げるための市民の支持を解きほぐす
2026Zhao H., Wardropper C.B., Cao H., Campbell C.G., Chang N.-B., Qiu J. · npj Urban Sustainability · United States (South Florida)
フロリダ大学(UF/IFAS)の研究チームによる、都市農業への市民の支持がどこから来るのかを調べた研究。マイアミデード郡・ブロワード郡・パームビーチ郡の成人1,000人に英語とスペイン語で実施した調査と、過去10年分の全米の報道記事数千本のAI支援分析を組み合わせている。支持は一枚岩ではなく、行動の種類ごとに動機が違うことを示した。地域とのつながりを感じている人は寄付に、実際に土いじりの経験がある人はボランティア参加に、社会全体の責任だと考える人は地元産の購入と政策支持に結びつきやすい。報道の関心はとくにCOVID-19以降に高まり、フロリダ州と西海岸諸州で強い。全員に同じメッセージを投げるより、引き出したい行動ごとに訴え方を変えるほうが有効だと結論づけている。
コミュニティ政策経済