研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
2784 件(62 / 112)
全米消費者園芸イニシアチブ(NICH)——研究・普及・産業目標推進における連携とコミュニケーションの役割
2018Sheri Dorn, Lucy Bradley, Debbie Hamrick, Julie Weisenhorn, Pam Bennett, Jill Callabro, Bridget K. Behe, Ellen M. Bauske, Natalie R. Bumgarner · HortTechnology · United States
全米消費者園芸イニシアチブ(NICH)は、消費者園芸(CH)の便益と価値を訴える統一的な声を提供する多様な指導者からなる合同組織である(米国、2018年)。NICHは、全米の研究努力を、産業界・公的部門・一般の園芸愛好家という多様な関係者の目標と結びつけることを目指す。会員は3つの大きな目標——CHを農業経済の牽引役として認知させること、研究・教育を通じてCHが自然資源を回復・保護・保全することを明らかにすること、CHを通じて健康で結びついた、関与度の高いコミュニティを育むこと——を掲げている。経済、環境、コミュニティ・健康便益の3委員会は過去10カ月間これらの目標に取り組んできた。約30人の委員を代表する3人の委員長が、それぞれの成果と今後の方向性を発表した。経済・環境委員会は、植物の便益をより効果的に伝えるキャンペーンと、消費者行動の変容による環境便益の拡大に取り組んできた。一方コミュニティ・健康便益委員会は、既存研究をレビューした結果、森林、園芸療法、屋内アトリウム、コミュニティガーデン、公園などの公共空間から得られる便益とは別に、CHおよび個人の家庭菜園に特有の便益に関する研究には空白があると指摘した。同委員会は、この空白を埋めるには、より多様な業界代表者・専門家・科学者による戦略的な連携が必要だとしている。
コミュニティ健康食育コミュニティガーデン「健康の種まき」
2018Susana Clasen Moritz, Micheli Mari da Costa · · Brazil
ブラジルの保健センター(Centro de Saúde Santo Antônio de Lisboa)で2012年に始まったコミュニティガーデン「Horta Comunitária Semeando Saúde」の活動報告。地域住民や専門職が協力して健康的な食材の栽培と摂取を促す取り組みを行い、参加者の食習慣の変化と知識の共有が見られたとする。
コミュニティ食育健康福祉米国食料システムの温室効果ガス排出削減における都市の役割
2018Eugene Mohareb, Martin Heller, Peter Guthrie · Environmental Science & Technology · United States
文献および政府資料のデータをもとに、米国の食料システムのライフサイクル温室効果ガス(GHG)排出量を算定したところ、2010年時点で一人当たり推計3,800kg CO2e相当となり、そのうち都市が食料部門排出の約3分の2に直接的な影響を及ぼしていることが示された。都市が実施しうる削減策の効果を試算すると、都市農業の拡大と食料品の宅配利用の拡大は、それぞれ総排出量の約0.4%と約1%程度の削減にとどまる一方、廃棄物管理の見直しと流通後の食品廃棄を50%削減する施策は、食料部門の総排出量をそれぞれ5%、11%削減する。
気候変動食料流通・フードマイルアスファルトの上での食料生産——都市の持続可能な発展のための都市農業
2018Silvia Iveth Moreno Gaytán, Mercedes A. Jiménez Velázquez, Martín Hernández Juárez · Revista española de estudios agrosociales y pesqueros/Revista española de estudios agrosociales y pesqueros · Mexico
2014〜2017年にメキシコ・バジェデメヒコ都市圏東部で実施されたこの質的社会調査は、住宅団地CANANEAにおいて「住宅を求める入植者・借家人組合」が実践する都市農業を、庶民街区における食料主権戦略の一環として事例分析した。結論として、アグロエコロジー的かつフェアトレードの都市農業が、従来の生産・消費・流通モデルに異議を唱える都市規模の食料主権の力学を生み出していると述べている。
コミュニティ食料主権・社会正義政策経済都市農業と移住——都市空間の利用とその社会政治的側面
2018Luana do Carmo Araujo de Oliveira, Cristiana Guimarães Alves, Bruno Martins Dala Paula · Revista da Universidade Federal de Minas Gerais · Brazil
ブラジルの論考で、都市農業(AU)が都市空間の利用・占有および移住プロセスとどう結びつくかを考察している。都市農業を生態的・社会的・文化的・政治的側面を統合する多機能な実践と位置づけ、その社会政治的・象徴的・文化的側面、すなわち権利や社会的結束を促す性格、地域コミュニティとの結びつき、伝統的実践の表現、支配的な社会経済システムが課す生活様式への抵抗などを、移住経験における文化的アイデンティティと新たな領域性の観点から論じる。
コミュニティ食料主権・社会正義都市農村連携関係的なフードワーク——若者と食料不安
2018Kate Cairns · Children & Society · United States
米国ニュージャージー州カムデンの青少年向け都市農業プログラムでのエスノグラフィー調査に基づき、若者の語りを通して食に関する相互依存関係を検討した論文。若者たちが貧困の中で食料を確保しようと苦闘する母親を支えようとする経験を、母親のフードワークという視点から食料不安として語ることを示す。ティーンエイジャーたちが母親とフードワークを分担しようとする様子を描くことで、世代間の養育関係に関する通念に異議を唱えるとともに、自律的な食の消費者を前提とする個人化されたアプローチの不十分さを明らかにしている。
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コンクリートの街の市民農業——サンパウロ文化センター(CCSP)菜園の経験
2018André Ruoppolo Biazoti, Guilherme Borducchi, Lana Lim, Mariana Marchesi · Cadernos de Agroecologia · Brazil (São Paulo)
サンパウロ文化センター(CCSP)のコミュニティガーデンを、アグロエコロジーと食料生産への市民参加を促進する実験的空間として位置づけ、その取り組みを記述したブラジルの論文。アグロエコロジーを、ボランティアの協働作業と実践的な学びが市民の変容、コミュニティの絆の強化、生産者と消費者の関係の緊密化を促す活動主義の一形態として論じている。
コミュニティ有機資源循環庭の中の声——フィラデルフィアの若者と都市緑地
2018Patrick D. Murphy, Clemencia Rodríguez · · United States
米国フィラデルフィア市で展開されてきた、共同菜園・都市農業・堆肥化施設・鉛除去などの汚染浄化戦略を含む環境配慮型の取り組みの多くが、主に高齢の住民を巻き込む一方で、地元の若者は関心を示さず、地域の緑地の創出・維持への参加や関与がほとんど見られない状況を扱う。社会変容のためのコミュニケーション分野で培われた参加型メディアのモデルと環境コミュニケーションの知見に基づき、メディアとデジタルプラットフォームを用いて子どもや若者に都市緑地への関与を促す取り組み「Urban Green Spaces and Digital Technologies」の設計と初期段階を詳述する章。この取り組みは、ストーリーテリング・エンパワーメント・政治的主体性が交わる過程としての「声」という概念に基づいており、フィラデルフィアの低所得層が多い黒人・ラテン系コミュニティの都市部の若者を、地域の緑地に結びつけることを目指している。想定される成果として、都市緑地への若者の関与の増加や、持続可能性・食料安全保障・気候変動・緑地の重要性といった環境正義に関する意識の向上などが挙げられている。
コミュニティ食育コミュニティガーデンと社会復帰——ブラジルの受刑者更生施設APACの事例
2018Aline Souza, Daniel Calbino · Revista Em Extensão · Brazil
ブラジル・ミナスジェライス州セッチ・ラゴアス市を対象とした研究。同市は34年の歴史を持つ都市コミュニティガーデンの国際的な参考事例として確立している一方、再犯率が従来の刑事施設より低いとされる更生手法を採る受刑者保護・支援協会(APAC)が存在する。同協会内でのコミュニティガーデン導入の意義を検討するため、参加型質的調査(質問票・フィールド日誌・写真)を用い、17か月間にわたり更生中の対象者30人への効果を分析した。結果は、コミュニティガーデンが収入創出の手段となり、社会的交流の強化や食・栄養の多様化といった社会的・心理的な前進をもたらしたことを示した。
コミュニティ福祉健康「アーバン・ルーツ」(Urban Roots) 書評
2018Andrew Koval · Educational Media Reviews Online · United States
2011年公開、マーク・マキニス監督のドキュメンタリー映画『Urban Roots』(93分)の書評。デトロイトの自動車産業衰退後、コミュニティが農業により経済再生を試みる様子を描き、フードジャスティス、パーティーストア、フードデザートの概念、行政・ゾーニング規制との軋轢、アフリカ系アメリカ人コミュニティにおける農業と奴隷制の社会的スティグマを扱う。農学・都市計画・経済学を学ぶ学生を支援する大学・学校図書館向けに推奨されている。
コミュニティ食料主権・社会正義地域住民集会というヘルスプロモーション戦略と知の共同構築——大衆教育に基づくエクステンション実践
2018Pedro José Santos Carneiro Cruz, Renan Soares de Araújo · Interagir pensando a extensão · Brazil
ブラジル・パライバ州ジョアンペソアのボア・エスペランサ地区で実施された、大衆教育の理念に基づく大学エクステンションプログラム「基礎医療における健康・栄養増進の統合的実践(PINAB)」を報告する論文。プログラムは「オルタ(菜園)」班と「地域の健康」班という2つのオペレーティブグループを軸に活動し、前者はコミュニティ菜園の整備を、後者は健康増進・生活の質・環境・持続可能性に関する地域課題を話し合う集会を行った。「地域の健康」班の集会は、野菜・薬草の清掃・保全・植え付け活動と一体的に実施され、対話の輪、創造的なダイナミクス、地元の大衆文化を表現するポスター等の教材制作といった参加型・対話型の手法が用いられた。この取り組みは、菜園を労働を通じた学びの場と捉え、団結・受容・対話・知の共有の構築を実践する場として位置づけている。
食育健康コミュニティ土地・水・都市農業——リオデジャネイロ西部地域における領域闘争の可能な収斂
2018Silvia Regina Nunes Baptista, Emilia J. de M Silva · · Brazil
ブラジル・リオデジャネイロ市西部地域における、土地・水・都市農業をめぐる領域的な闘争を報告する論文。立ち退きに反対し住居への権利を求める運動と、土地・水・都市農業を求める運動という、一見共通点の少ない2つの運動が最近収斂しつつある過程を扱う。土地アクセスの侵害という歴史的背景の中で、両運動を同時に後押しした具体的な出来事があったとしている。
コミュニティ政策サンタカタリーナ連邦大学における共有スペースを活用したエコロジー食料生産の実践
2018Jefferson Pietroski Mota, Tamyres Ferri, Souza Manoella Cristina · · Brazil
ブラジル・サンタカタリーナ連邦大学(UFSC)のオーガニック菜園プロジェクト「Horta Orgânica do CCA(HOCCA)」の設立から定着までの経過を記述する報告。放置されていた共有スペースを食料生産のために活用し、技術・テーマ別ワークショップを通じてエコロジー農業の知識を大学と地域社会に広めてきた活動を紹介するが、量的な成果指標は示していない。
コミュニティ有機資源循環食育ムリアエ・キャンパス農場ユニットにおける野菜類の有機栽培
2018Maria Júlia Ferreira, Hugo Baesso, José Luis González Geraldo · Cadernos de Agroecologia · Brazil
ブラジル・南東ミナスジェライス連邦協会(IF MG)ムリアエ・キャンパスのアグロエコロジー統合技術課程2年生が、2016年前期の園芸学・薬用植物学の授業の一環として、有機的で持続可能な学校菜園を実際に整備した取り組みを報告する研究。学生は授業で得た知識を、レタス(Lactuca sativa)とチャイブ(Allium schoenoprasum)を中心とした完全有機栽培の野菜づくりに実践的に応用した。1000平方メートルの区画を45平方メートルずつ12の作付け区画に分けて実施した。この取り組みで用いた技術・手順は、化学資材を使わずにあらゆる菜園で持続可能な生活様式を実現するために応用可能であり、環境と人の健康の両面に利益をもたらすとしている。
食育有機資源循環コミュニティと健康的な暮らしを育む――アーバン・グロサリー&ガーデン
2018Amy J. Williams · VCU Scholars Compass (Virginia Commonwealth University) · United States
本プロジェクトは、低所得地域を敬遠する食料品店チェーンの動向と、全米で約4900万人が食料不安を抱えるとされる状況(Whittle et al., 2015)を背景に、米国バージニア州リッチモンドのフードデザート地域を対象としたグロサリーストア兼ガーデンの設計を提案する。手法は、コミュニティガーデン・農場・市場の事例研究に、住民インタビューと文献レビューを組み合わせたものである。文献に基づき、菜園に対する自律的関与が参加者のコミュニティへの投資意欲を維持すること、対象地域にはコンビニエンスストアが多く存在すること、健康的な食品のマーケティングは加工食品ほど普及していないものの、購買時点キオスクで子ども向けに生鮮食品を売り込む取り組みには可能性があることが示されている。
コミュニティ健康食料主権・社会正義豚と菜園──フリーダム・ファーム協同組合の遺産
2018Monica M. White · University of North Carolina Press eBooks · United States
本章は、豊富な文書記録の分析という歴史的手法を用い、公民権活動家ファニー・ルー・ヘイマーが1969年にミシシッピ州サンフラワー郡で始めた680エーカーの農業協同組合「フリーダム・ファームズ・コーペラティブ」を検証する。同組合は、投票権行使を理由に解雇・立ち退きを強いられたアフリカ系アメリカ人を支援する戦略として、豚バンク、ヘッドスタート・プログラム、コミュニティガーデン、共同調理場、縫製工場、裁縫協同組合、道具バンク、低所得者向け住宅を備えていた。フリーダム・ファームは、ミシシッピ・デルタに留まりたいと望む小作人・分益農民に、教育・再訓練の機会、医療、災害救援を提供しており、本章はこれを、食料生産を軸に共同体を再建するための共有所有の歴史的モデルとして提示している。
コミュニティ食料主権・社会正義経済福祉観客席、ドーム、小屋——ニューヨーク、ラ・プラサ・クルトゥラルにおける共有空間を活性化する建築家たち
2018Natalia Matesanz Ventura · Dialnet (Universidad de la Rioja) · United States (New York City)
ニューヨーク・マンハッタン南東部、ロイサイダ地区に点在する50以上の庭園群を対象とした事例研究。1960年代以降、近隣住民、アーティスト、マッタ=クラークやフラーらの建築家といった市民が、地区に不足していた緑地や施設を整備し、情動的で異議申し立て的な過程を通じてコミュニティ主導・自主管理の空間を活性化させてきた。伝統的なデザインやヘゲモニーから離れた生成原理を持つ建築を通じて都市を我がものとし、共有空間の創出によって公共空間を再構成してきた。観客席、ドーム、小屋(小さな家)は、その土着的でキッチュな形態とともに、歴史的な区画ラ・プラサ・クルトゥラルを中心に据えたネットワークを構成する。コミュニティガーデンは、不動産市場、メディアの侵食、グローバル化、公共資源の私的専有に対抗する、分散しつつ相互に連結した独自のコードを持つDIYネットワークを形成している。
コミュニティDIY・自作政策米国における学校菜園:定着と持続を妨げる障壁
2018Kate Gardner Burt, Hersh B. Luesse, Jennifer Rakoff, Andréa Cardoso Ventura, Marissa Burgermaster · American Journal of Public Health · United States
2017年6月、米国15州の学校菜園担当者99人を対象にオンライン調査を実施し、時間・資金・人員・空間という学校菜園の統合・持続を妨げる障壁を、記述統計と帰納的内容分析を用いる29項目の調査で検討した。障壁は大きい順に時間、人員、資金、カリキュラム、空間とランク付けられ、時間に関する課題としては授業で菜園を使う時間の不足(回答者の66%)と職員研修の時間不足(62%)が最も多く挙げられた。回答者は学校コミュニティ内での関与の低さも報告し、資金不足が最も一般的な資金関連の障壁である一方、担当者の多くは追加資金の獲得方法を把握していなかった。
食育政策高齢者施設における都市菜園プロジェクト——健康と社会的厚生の促進
2018Matheus Fernandes Iida Domiciano, Andressa Giovannini Costa, Tatiane Melo de Lima, Bruno Nery Fernandes Vasconcelos, Leidiane da Silva Rodrigues, Cleuder Roque Arruda de Matos · Cadernos de Agroecologia · Brazil
大学の地域連携事業(UFUのPEICおよびセラード・ミネイロ農業生態学研究拠点NACEM)が、ブラジル・ミナスジェライス州モンチ・カルメロの高齢者施設に菜園を設置・維持し、大学教員・学生、地域ボランティア、施設の高齢者が参加した。報告された成果は間接的な社会的・経済的便益であり、学生と高齢者の交流、高齢者の包摂を目的とした活動、菜園の収穫物の地域への販売などがあり、これらは高齢者の食事の質にも寄与したとされる。
高齢者健康コミュニティコーガン農場「ギビング・ガーデン」の実践報告——コミュニティガーデンと地域の健康・食料安全保障
2018Emma Sutphen · Clark Digital Commons (Clark University) · United States
米国コネチカット州ニューロンドン郡のデニソン・ペクォットセポス自然センターが2013年にコーガン農場を取得して開設したコミュニティガーデン「ギビング・ガーデン」を事例に、コミュニティガーデンが地域の健康と食料安全保障に及ぼす影響を検討した実践報告。著者が2017年夏のインターン、その後アシスタント・ガーデンマネージャーとして関わった経験に基づく参加型研究であり、ガーデンは季節の果物・野菜を提供することで地域の食料不安の緩和に寄与している。所見として、ギビング・ガーデンの参加者はコミュニティへの帰属感の高まりを経験し、収穫物を受け取る人々はより高い健康状態を得ており、持続可能な農法を教える教育プログラムは家庭でのより環境に配慮した農業・園芸実践を後押ししていることが示唆された。
コミュニティ健康食育福祉マリンガ市「モラジア・アテナス」コミュニティ菜園における薬用植物の栽培と利用
2018Ednaldo Michellon, Janaina Miyashiro Simon, Aldeir Isael Faxina Barros, Victor de Canini Cezar, Jaqueline da Silva Rosa, Wellington Fernandes Pereira · Cadernos de Agroecologia · Brazil
ブラジル・マリンガ市には放置・低利用の自然資源を活用できる37カ所のコミュニティ菜園があり、参加家族の生活環境と生活の質の向上に寄与している。2008年に周辺都市農業の振興を求める社会運動の中で設立された周辺都市農業リファレンスセンター(CerAUP)が、この種のプロジェクトに技術支援とボランティアによる普及活動を行っている。本研究は、モラジア・アテナス・コミュニティ菜園の参加者へのアンケート調査を通じて、薬用植物栽培に対する満足度、挙げられた植物種、利用形態、使用部位、使用目的を明らかにすることを目的とした。結果、薬用植物栽培のための空間利用は高い満足度を生んでいる一方、利用植物とその利用法・目的についての知識は表面的なものにとどまっており、これらの植物に関する民間および科学的知識を普及させる必要があると結論づけている。
コミュニティ食育DIY・自作エルヴァテラピア——薬用ハーブのコミュニティ菜園
2018Roberta Hoepers Mascarenhas, Adrian José Ramos, Ana Beatriz Boos dos Santos, Eduarda Nunes, Emile de Lima Pollheim, Eric Schwamberger, Gabriela Santos Patriarca, Julia Novak Baumgart, Kassia Kathellyn Barboza, Lucas Augusto Venske, Mara Alice Pereira, Maria Eduarda Batista Tiago, Naira Zesuino, Rossie Katherine dos Santos, Samuel Carvalho de Matos-Filho, Vinícius Verwiebe, Helenadja Santos Mota, Tatiane Sueli Coutinho · Anais da Mostra Nacional de Iniciação Científica e Tecnológica Interdisciplinar (MICTI) - e-ISSN 2316-7165 · Brazil
ブラジル・ブルスキ市の公立学校向けに、文献調査により薬用ハーブ32種を目録化し、うち28種を栽培対象として選定したコミュニティ薬用菜園の取り組み。自然療法の意義を地域に伝える冊子と講演の作成を目指し、最初の実践活動を特別支援教育機関APAEの生徒とともに実施した。
コミュニティ健康食育「正義は新鮮なうちに」――食料不安・コミュニティガーデン・不動産価値の関連
2018Micajah Daniels, Courtney Coughenour · Digital Scholarship - UNLV (University of Nevada Reno) · United States
米国ネバダ州南部(サザンネバダ)を対象に、食料不安・コミュニティガーデン・不動産価値の関連を検討した研究。コミュニティガーデンの所在地、各運営団体が食料不安対策として行う取り組み、ガーデニングを食料不安対策として用いることへの支援・障壁に関する認識、コミュニティガーデン設置後の住宅価格の変化(既存の公開データを使用)、および不動産価値の変化に関する運営者の認識という5つの調査課題を設定し、コミュニティガーデンの主要関係者への聞き取り調査を実施した。アブストラクトには具体的な調査結果の数値は示されていない。
コミュニティ経済食料主権・社会正義「マフィン・マン」——観賞用食用ラビットアイブルーベリーの新品種
2018Ebrahiem Babiker, Stephen Stringer, Hamidou F. Sakhanokho, John J. Adamczyk, Arlen D. Draper · HortScience · United States
「マフィン・マン('Muffin Man')」は、米国南東部で生物的・非生物的ストレスへの適応性から商業的に重要な種であるラビットアイブルーベリー(Vaccinium virgatum)の、新たに開発された公有品種の観賞用食用品種として紹介されている。従来型の観賞用景観に代わるエディブルランドスケーピングへの関心の高まりを背景とする。抄録本文はここで途切れており、品種の詳細はそれ以上記載されていない。
生物多様性コミュニティコミュニティガーデニング ― モンマス大学(米国ニュージャージー州)の事例
2018Robin Sakina Mama · · United States
米国ニュージャージー州郊外の小規模私立リベラルアーツ大学、モンマス大学で展開されたコミュニティガーデンを、大学と地域社会の連携の一形態として取り上げる書籍の一章。ガーデンの発展・成果・そこから得られた教訓を論じ、コミュニティガーデンはしばしば食料不安への対応として始まるが、近隣再生・コミュニティの誇り・当事者意識の醸成といった他の機能へと広がることが多く、「社会的コミュニティ」の構築こそがこうした取り組みの中心的な要素だと述べる。記述的な内容であり、定量的データは示されていない。
コミュニティ福祉食育