研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
1253 件(39 / 51)
バンティムルン・ブルサラウン国立公園カルスト地域における生息地変化に対する鳥類の反応
2017Indra A.S.L.P. Putri, Bayu Wisnu Broto, Fajri Ansari · Jurnal Penelitian Kehutanan Wallacea · Indonesia
インドネシアのバンティムルン・ブルサラウン国立公園マロス・パンケップカルスト地域で、鳥類の生息地変化への反応が3段階の攪乱度(コアゾーン、ウィルダネスゾーン、コミュニティガーデン)で調査された。鳥類は生息地の変化に敏感であり、個体数と種数の減少、低耐性種から高耐性種へのシフト、採食ギルドの変化、大型鳥類種の減少、特定の営巣場所を必要とする種の減少といった反応を示した。
生物多様性コミュニティ都市農業と都市の再構築:中国、武漢からの教訓
2017S. S. Horowitz, Liu JuanJuan Liu JuanJuan · CABI eBooks · China (Wuhan)
本章は、中国の武漢における都市内農業の事例研究に焦点を当て、関係者、制度、プロセス、空間間の動的な関係をマッピングした。中国の都市内部で食料を栽培する上での理論的および実践的な課題が特定され、都市内農業の社会的、生態学的、経済的貢献を最大化するために、国家および非国家主体が協力する方法が提案されている。
制度・ガバナンスの不全コミュニティ政策経済生物多様性厄介な問題:コミュニティガーデン内外における芸術ベースのアクションリサーチ
2017Sam Smiley · Catalyst Feminism Theory Technoscience · United States (Provincetown, MA)
米国マサチューセッツ州プロビンスタウンのBストリートコミュニティガーデンで、メディアアーティスト兼研究者のサム・スマイリーが、侵略的外来種であるイタドリを使って彫刻を制作する芸術ベースのアクションリサーチを実施した。2016年5月の環境芸術祭中に、庭師、博物学者、彫刻家との一連のコミュニティ介入が組織された。この記事は、イタドリの彫刻がコミュニティガーデンから高速道路脇、そして最終的に国立海岸での焚き火で破壊されるまでの過程を報告している。
コミュニティ生物多様性環境スチュワードシップとしてのフランスのコミュニティガーデンの特異性
2017Ana Cristina Torres, Sophie Nadot, Anne‐Caroline Prévot · Ecology and Society · France
本研究は、参加観察と半構造化インタビューを用いて、フランスのコミュニティガーデンにおける動機、実践、プロセスを探求し、それらを環境スチュワードシップと関連付けた。環境的、社会的、自己動機が庭師の参加を促し、自然の瞑想、環境教育、社会生態学的関係の更新などのプロセスを通じてニーズを満たしていることが判明した。フランスのコミュニティガーデンは、自然の新しい体験を提供し、関係的価値を育むことで環境スチュワードシップを促進し、創造的な保全の革新的な機会を提供している。
コミュニティ生物多様性食育政策地方レベルにおける準都市農業景観のノード:エコ構造への貢献の解釈
2017Rocío Pérez-Campaña, Luis Miguel Valenzuela Montes · Journal of Environmental Planning and Management · Spain
本稿は、準都市農業景観における既存のノードを評価し視覚化する方法を提示している。この方法はスペイン南部のベガ・デル・グアダルフェオに適用され、その結果、準都市農業景観の生態学的価値を表すノードに基づいたエコ構造の革新的な地図が示された。
近郊農業生物多様性都市農村連携エチオピア・バハルダール市の家庭菜園における種構成と生物多様性保全
2017Fentahun Mengistu, Mulugeta Alemayehu · Ethiopian journal of agricultural sciences · Ethiopia
エチオピア・バハルダール市の7つの準都市・12の旧ケベレにまたがる178世帯を対象とした聞き取り調査と、果樹種および他の高等植物・家畜種の目録作成に基づく研究(2017年)。家庭菜園には多様な用途の高等植物58種が確認され、果樹17種(28.8%)、多用途種12種(20%)、野菜11種(18.6%)、薬用植物11種(18.6%)、香辛料8種(13.6%)であった。最も個体数の多い多年生種はマンゴー(20.8%)、次いでグアバ(13.4%)、アボカド(11.6%)、パパイヤ(11.2%)、センダン(9.9%)であった。とりわけ市内の菜園は薬用・芳香植物の保存の場として独自の機会を提供する一方、市の外縁部の菜園では園芸作物とチャット(カート)との間に競合と代替の関係がみられたとする。
生物多様性コミュニティ食料主権・社会正義論文は毎週増えています
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人か場所か:地域の機会構造がコミュニティガーデンの土壌特性と土壌由来生態系サービスに与える影響
2017Monika Egerer, Stacy M. Philpott, Heidi Liere, Shalene Jha, Peter Bichier, Brenda B. Lin · International Journal of Biodiversity Science Ecosystems Services & Management · United States (California)
米国カリフォルニア州の都市部コミュニティガーデン25か所を対象に、土壌特性と近隣地域の社会人口統計との関係を、(1)グラウンドカバー管理が土壌特性に与える影響、(2)社会人口統計(特に社会的優位性)がグラウンドカバー管理と土壌特性に与える影響という2つの観点から検討した研究。マルチによるグラウンドカバーは菜園の土壌肥沃度と保水力を向上させることが示された一方、社会人口統計要因が住民のマルチへのアクセスに影響しうることも示された。すなわち、自動車保有率などの移動性が高いが、医療アクセスなど公衆衛生指標が低い近隣地域では、土壌有機物・養分含量・保水力がより高かった。ただし、マルチがなくても高機能な土壌の指標が見られる場合があり、社会的ネットワークや組織的支援など他の要因が都市農業システムの生態系サービスにとって重要である可能性が示された。
コミュニティ生物多様性経済景観の連結性を通じた空き地の再利用
2017Galen D. Newman, Alison L. Smith, Samuel D. Brody · Landscape Journal · 米国(湾岸都市)
高潮防護などで都市化が進む一方、空き地が増える地域を対象に、生態的ポテンシャルの高い空き地を既存生息地パッチをつなぐ緑地ネットワークとして再配置する成長フレームを提示した研究。防災インフラと開発圧力の下でも、空き地を断片化の緩和と生態系サービス供給に転用できる可能性を論じる。斜面地・空き地を農園や緑地としてつなぐまちづくり(さかのうえん型の点在活用)の生態・空間計画的な裏付けになる。
コミュニティ生物多様性政策砂漠における生産的パーマカルチャー・キャンパス——カタール大学の構想
2017Anna Grichting · Kobra (Universitätsbibliothek Kassel) · Global
カタールにおける食料・水安全保障を背景に、生態的景観デザインと結びついていない急速な都市化が都市のスプロールと景観の分断、生物多様性の喪失をもたらしているとの認識のもと、カタール大学建築学科が進める再生型都市(リジェネラティブ・シティ)の概念に基づき、キャンパス内での食料供給に貢献しつつ生物多様性を促進する食用景観(エディブル・ランドスケープ)研究を紹介する論考。世界のエディブルキャンパス事例とパーマカルチャー・食のアーバニズム文献を踏まえ、既存・将来の建物と景観を分析し、既存建物への緑の屋根・壁と生物多様性生息地の設置による改修、既存景観の転換、未利用地の食料生産への活用、将来建物への食用菜園の統合という介入類型を特定した。水の再利用・処理、有機廃棄物のリサイクル、再生可能エネルギー、市民参加による啓発活動、食料が食卓に届くまでの移動距離(フードマイル)の定量データ収集も構想に含まれる。
コミュニティ食育生物多様性都市農業景観におけるトロピカル二次林の能動的・自然的再生と鳥類多様性(エクアドル・アマゾン)
2017M. Bare, Raymond M. Danner · Ecological Restoration · Global
エクアドル領アマゾンの熱帯都市農業景観内にある、伐採から20〜40年が経過し復元方法が異なる3つの森林サイト(人為的な森林修復地と自然再生地)で鳥類群集を調査した研究(2017年)。森林断片には多様な鳥類群集が訪れ、生息しており、その中にはIUCNの準絶滅危惧種2種も含まれていた。鳥類種の豊富さは管理履歴の異なるサイト間で同程度であり、種構成のばらつきもわずかだったが、大型果実食性鳥類や森林性食虫性鳥類など森林依存性の高いグループについては、生息と占有状況に違いが見られた。人為的に修復されたサイトでは、森林構造が未発達であることが鳥類多様性を制限した可能性があるが、パッチサイズと景観マトリックスの影響を切り分けることはできなかった。研究は、今後の修復活動において植物種多様性に加えて森林構造を考慮すること、また修復事業を評価する際には景観・マトリックスのパラメータにも留意することを提案している。
生物多様性送粉者・ミツバチ近郊農業コミュニティ米国ミズーリ州セントルイス市のハナバチ(膜翅目:ミツバチ上科)目録
2017Gerardo R. Camilo, Paige A. Muñiz, Michael Arduser, Edward M. Spevak · Journal of the Kansas Entomological Society · United States
米国ミズーリ州セントルイス市で2013〜2016年の生育期に行われた3年間の調査は、空き地・市立公園・コミュニティガーデン・都市農場で空中ネット法によるハナバチの採集を行い、7,700点を超える標本を得た。これにBioBlitzのデータ、個人コレクション、博物館標本の調査記録、文献情報を加えて種リストを作成した。市内で5科198種のハナバチが確認され、うち非在来種は9種のみだった。セントルイス市はミズーリ州のハナバチ多様性の約45%を有しており、州の総ハナバチ相に対する割合としては全米でも屈指の種の豊富さを持つ都市の一つとみられると述べている。
生物多様性送粉者・ミツバチコミュニティ都市の食用グリーンルーフにおけるセダム地被植物が多年生食用ハーブの生育とフェノール濃度に与える多様な効果
2017Selena Ahmed, Sarabeth Buckley, Anne Elise Stratton, Feven Asefaha, C. Butler, Matthew J. Reynolds, Colin M. Orians · Agroecology and Sustainable Food Systems · Global
土壌水分の乏しさという生態的課題を抱えるグリーンルーフでの都市農業を対象に、セダム(マンネングサ属)の地被植物と灌水という2つの水分管理手法が、タイム・ミント・オレガノという3種の多年生食用ハーブの生育と品質に与える影響を比較した研究。セダム地被植物と灌水は、単独でも相互作用としても、初期定着段階における生育(バイオマス・活力・モジュール被覆率)と品質(総フェノール濃度)の指標に有意な影響を与えた一方、その後の生育段階では影響が一定しなかった。結果は、植物の生育・品質の面で、セダム地被植物が丈夫な食用ハーブに対する灌水の代替となり得ることを示唆している。
コミュニティ生物多様性気候変動都市部におけるコミュニティガーデンの立地・質の社会経済的規定要因と在来送粉者への潜在的影響
2017Benjamin Iuliano, Alexandra Markiewicz, Paul Glaum · Michigan Journal of Sustainability · United States
米国の都市部で過去10年間、都市農業の拡大が進む中、コミュニティガーデンがどのように広がり、地域の生態系にどのような影響を与えているかを論じた論文(表題は在来送粉者への影響を扱うとしている)。社会経済的な人口特性がガーデンの立地・質のパターンに影響し、都市生態学者がまだ理解し始めたばかりの形で生物群集に変化をもたらしうるとする。抄録は、研究者による花資源の増加に関する仮説を紹介する途中で終わっており、それ以上の具体的な結果は記載されていない。
コミュニティ送粉者・ミツバチ生物多様性政策高密度市街地における都市ガーデン導入によるグリーンネットワークの実現可能性(ソウル・驛三洞)
2017Heejoon Choi, Junga Lee, Heejung Sohn, Dong-Gil Cho, Youngkeun Song · Korean Journal of Environment and Ecology · South Korea
高密度市街地内の緑地の景観生態学的特性を分析し、緑地パッチの潜在的活用可能性を評価した上で、都市ガーデンの導入による住宅地でのグリーンネットワーク形成の可能性を検討した研究である。ソウルの緑化重点地区かつ公園サービスの空白地域に指定されている驛三洞を対象地とし、街路樹、私有庭園、公共ポケットガーデン、屋上庭園、公園の5区分で緑地現況を把握した上で、FRAGSTATSによる景観指数分析と多重バッファ分析による接続性評価を実施した。結果、緑地面積の分布量は街路樹、私有庭園、公共ポケットガーデン、公園、屋上庭園の順に大きかった。街路樹のコア面積合計(TCA、1,618m²)は公園(1,128m²)に匹敵した。私有庭園はパッチ形状が不整形(ED=78.1m/ha)でパッチ間距離が近い(ENN=33.9m)ため、庭づくりによるグリーンネットワークの潜在力があった。公共ポケットガーデンも均等な分布(LPI=5.7%、SHEI=0.9)を示す一方、外部撹乱にさらされている(TCA=66m²)ため潜在力があるとされた。対象地の84%が接続緑地から50mバッファ圏内の小規模グリーンネットワークに覆われており、公共ポケットガーデン(27%)と街路樹(26%)でのガーデニングによるグリーンネットワーク効果が見込まれた。
コミュニティ生物多様性近郊農業バギン・アウト:ガーデン昆虫入門101——無料ワークショップ
2017Cat Buxton · · United States
2017年6月22日(木)18時30分から19時30分まで、バーモント州ホワイトリバージャンクションのラトクリフ公園コミュニティガーデンで開催された、庭の昆虫をテーマとする無料ワークショップの告知。アッパーバレー・フード・コープの協賛によりガーデンコンサルタントが実施した。
食育コミュニティ生物多様性都市型菜園における捕食サービスの地域・景観要因
2017Stacy M. Philpott, Peter Bichier · Ecological Applications · United States (California)
米国カリフォルニア州中央海岸地域の都市型菜園19カ所を対象に、地域スケール(草本・樹木植生の豊富さと多様性、地表被覆)と景観スケール(景観の多様性と周辺の土地利用)の要因が捕食サービスに与える影響を調べた。温室で育てた植物に標的害虫(蛾の卵・幼虫、エンドウヒゲナガアブラムシ)を乗せ、開放区と捕食者排除用の袋がけ区に分けて設置した。開放区では餌生物の40〜90%が捕食される高い捕食率が確認された。捕食サービスは地域・景観要因によって変動したが、有意な予測因子は餌となる種によって異なった。卵とアブラムシの捕食率は菜園内の植生の複雑さが増すほど上昇した一方、幼虫の捕食率は植生の複雑さが増すほど低下した。菜園の面積が小さいほど捕食率は高く、これは小規模な菜園ほど捕食者の個体数が増える傾向によると考えられた。いくつかの地表被覆特性も捕食サービスに影響を与えた。農村部の農業景観で見られる傾向とは対照的に、アブラムシに対する捕食は景観の多様性が増すほど低下した。
生物多様性送粉者・ミツバチ有機資源循環都市園芸と生態系サービス:緑化のデザインとマネジメントにおける課題と機会
2017Federica Larcher · Italus Hortus · Europe
入手できた抄録は断片的な記述にとどまり、大気の質、そして住民の教育と福祉を支える都市緑地の役割について触れたうえで、都市緑地の計画・設計に向けたガイドラインも提案されているとしている。対象集団や手法、測定結果についての記載は、入手できたテキストには含まれていない。
コミュニティ生物多様性健康グリーンルーフの多機能性は植物種・基盤深度・基盤種の相互作用に左右される
2017Yann Dusza, Sébastien Barot, Yvan Kraepiel, Jean-Christophe Lata, Luc Abbadie, Xavier Raynaud · Ecology and Evolution · Global
本研究は5科20種の植物、2種類の基盤(自然土壌/人工基盤)、2段階の深さ(10cm/30cm)の組み合わせが、緑化屋上の保水・バイオマス生産・養分循環・蒸散などの生態系機能に与える影響を調べた。人工基盤は地上部バイオマスを自然土壌の1.4〜3.5倍に増やし、深い基盤は浅い基盤より自然土壌で2〜3倍、人工基盤で1.4〜1.9倍のバイオマスを生んだが、すべての機能を同時に高める組み合わせは存在しなかったとしている。
生物多様性気候変動コンポストネイチャーベースド・ソリューションを育てる:欧州連合における共同型都市菜園のガバナンス
2017Alexander P N van der Jagt, Luca R Szaraz, Tim Delshammar, Rozalija Cvejić, Artur Santos, Julie Goodness, Arjen Buijs · Environmental Research · Europe (5 EU countries)
EUのGREEN SURGEプロジェクトの一環として、5つのEU加盟国から選ばれた6件の共同型都市菜園(クラインガルテン型およびコミュニティガーデン型)を対象に、どのようなガバナンスの取り決めが社会的レジリエンスをもたらすかを、関係者への聞き取りをもとに横断比較した2017年の研究。著者は、都市自治体がこの実践を「ネイチャーベースド・ソリューション」として推進する一方で、行政がどう支援すれば機能するのかという仕組みの研究が乏しく、理想と現実の乖離が生じうると問題設定している。比較の結果、成功要因として、目的と規則が明確に定められていること、自治体の支援、資金、ソーシャル・キャピタル、地域で旗振り役となる人材やコミュニティづくりを担う仲介者の存在が挙げられた。自治体側には上意下達の統制に固執しない姿勢が、市民側には実作業だけでなく政治的な働きかけを行うことが求められると結論している。事例は各国で独自性・革新性のある取り組みを意図的に選んでおり、EU全体を代表する標本ではない。
政策コミュニティ生物多様性都市農業振興基本計画(平成28年5月閣議決定)
2016農林水産省, 国土交通省 · 農林水産省(都市農業振興基本法に基づく政府の基本計画・閣議決定) · Japan
都市農業振興基本法(平成27年法律第14号)に基づき政府が定めた基本計画。『都市農業の多様な機能の発揮』を中心的な政策課題に据え、(1)都市農業の担い手の確保、(2)農業の用に供する土地の確保、(3)農業振興施策の本格展開、を新たな施策方向として掲げる。全国の自治体が市民農園・体験農園・農地保全等を進める根拠となる中核計画。
政策コミュニティ生物多様性食育経済日本における生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR):実務者ハンドブック
2016Ministry of the Environment, Government of Japan · Ministry of the Environment, Government of Japan · Japan
環境省がまとめたEco-DRR(生態系を活用した防災・減災)の実務ハンドブック。森林の土砂流出防止、海岸林の津波減衰、湿地・水田の一時的な遊水機能など、日本の伝統的な土地利用と生態系の活用を体系化し、防災・減災と生物多様性保全を同時に達成する考え方を提示する。都市・農村の農地や緑を防災のグリーンインフラとして捉える政策的基盤となる。
政策生物多様性コミュニティ作物野生近縁種の世界的保全優先度
2016Castaneda-Alvarez N.P., Khoury C.K., Achicanoy H.A., Jarvis D.I., Maxted N., Toll J. · Nature Plants · Global
81作物に関連する1076分類群の分布をモデル化し、遺伝子銀行での代表性の欠落を分析。70%超が追加収集の高優先度であると示す。
固定種・在来種生物多様性政策南カリフォルニアの都市菜園におけるトウモロコシ遺伝資源の保全:生息域内外管理を超えた導入多様性
2016Heraty J.M., Ellstrand N.C. · Economic Botany 70(1):37-48 · Global
南カリフォルニアの移民農家による家庭・共同菜園のトウモロコシの遺伝的多様性を解析。越境的な種子の移動が起源地外でランドレースの多様性維持を可能にすることを示す。
固定種・在来種生物多様性コミュニティ葉緑体・核ゲノムのSSRおよび形態形質から推定したカブ(Brassica rapa subsp. rapa)の遺伝的分化
2016Takahashi Yu, Yokoi Shuji, Takahata Yoshihito · Genetic Resources and Crop Evolution, 63(5): 869-879 · Japan
87系統のカブを葉緑体・核SSRと形態で解析。東西ユーラシアで異なるハプログループ・系統が認められ、日本を含むアジア大陸系統が高い多様性を示すことを明らかにした。
固定種・在来種生物多様性日本の在来果樹の遺伝資源
2016Iketani Hiroyuki · Breeding Science, 66(1): 82-89 · Japan
日本の多様な気候が育んだ在来果樹遺伝資源を概観。野生・在来果樹の現状、絶滅危惧種、ジーンバンクや植物園での保全状況と課題を整理したレビュー。
固定種・在来種生物多様性政策