研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
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アンチ・アルボルズ:テヘランの門前にある周縁空間
1982Bernard Hourcade · Revue Géographique de l Est · Iran (Tehran)
本研究は、イランのテヘラン東部に位置する乾燥した山岳地帯であるアンチ・アルボルズ地域の起源と現在の経済を調査している。軍事施設と旧王室の狩猟地のため、テヘランの拡大はこの方面で人為的に制限され、アンチ・アルボルズは遠隔地として残された。この地域では、都市、農業、牧畜経済が対立的に発展しており、土地利用と開発の管理におけるガバナンスの課題が示されている。
制度・ガバナンスの不全都市農村連携経済近郊農業自給自足型都市農業——最終報告書
1982W.P. Holtz, H.J. Mooy · OSTI OAI (U.S. Department of Energy Office of Scientific and Technical Information) · United States
米国ニュージャージー州ニューアーク市におけるコミュニティ温室の設計・建設を報告した最終報告書(1982年)。温室建設の写真・図面とともに、予算編成情報の実例が示されている。
コミュニティDIY・自作食育フードフォレスト——米国北東部のための農業戦略
1982Earle Barnhart · Birkhäuser Basel eBooks · United States
本稿は、丘陵地・限界地における樹木作物を中心とした森林生態系内での食料生産が、土壌・養分保全において有効かつ持続可能な戦略であるとし、通常の食料生産に適さない急峻な森林地形が広がる米国北東部にこの手法が適用可能だと論じている。著者はマサチューセッツ州ケープコッドのニューアルケミー研究所におけるフォレストファーミングの取り組みを取り上げながら、農業生態系における生態学・エネルギー利用・侵食制御の考え方を検討している。
コミュニティ有機資源循環気候変動近郊農業多摩川沿いの都市化地域における観光農園の動向——神奈川県川崎市の事例
1982Junji Yamamura, Tatsuo Ura · The New Geography · Japan
大都市周辺の郊外農業は急速な都市化により概して衰退傾向にあるが、観光農園としての郊外農業の詳しい発展過程についてはこれまで十分に説明されてこなかった。本稿は多摩川右岸を事例に、長い歴史を持つ多摩川梨の観光もぎとり園が1950年代半ば以降の川崎市の急速な都市化にどう対応し変容してきたかを調査した。川崎市北部の多摩川右岸では都市化が急速に進む中でも、もぎとり方式の観光梨園が今なお広く分布し、秋には多くの客で賑わっている。梨園は住宅、集合住宅、商店、駐車場と混在し、都市的な土地利用が進んでいる。観光農園は1928年の小田急電鉄開通を機に地元農家と鉄道会社の連携により発展し、1956年以降の10年間、梨の市況低迷を背景に多くの農家が観光農園へ転換し収益を上げるようになった。現在、年間生産量の46%はもぎとり方式の観光梨園で、52%は沿道での直売で販売されている。同時に、農家は賃貸住宅、集合住宅、駐車場といった不動産による副業の助けを借りながら経営している。川崎市北部では住宅開発を伴う都市化のピークは過ぎたものの開発は依然として着実に進行しており、観光梨園は徐々に減少している。営農環境の悪化と後継者確保の難しさから、梨園の将来は見通しが立ちにくくなっているとされ、これに対応する新たな施策として、市民農園や果樹公園、市民ファームの整備を含む川崎市当局の観光農園政策が打ち出されている。
近郊農業野菜:人間と動物の食料
1980· Nutrition & Food Science · Global
生物学研究所は、人間と家畜の飼料としての野菜の価値を評価するためのシンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは、区画農園から大規模な市場農園まで、様々な規模での野菜生産に必要なエネルギー、労働力、金銭的投入について検討されました。また、野菜栽培システムに適合する伝統的および非伝統的な動物種の役割についても議論されました。
DIY・自作コミュニティ経済ルーバニゼーションと準都市的農村空間の分析
1980Martine Berger, Jean-Pierre Frust, Françoise Plet, Marie‐Claire Robic · L’Espace géographique · Global
ルーバニゼーションの概念は曖昧であり、都市中心部から周辺農村空間への人口の居住地流出、または準都市的農村空間に影響を与え都市機能の弛緩をもたらす全体的なプロセスを指す。準都市的空間に関する研究は、土地利用の変化と空間消費、社会変化、土地問題、準都市型農業の特殊性と将来という4つのトピックに焦点を当てている。準都市化は、先進国の自由経済社会経済システム、各国の特定のシステム、および研究対象の集積地または都市圏によって形成されるシステムを含む、いくつかの相互作用するシステムの中で進行している。
近郊農業都市農村連携政策ルサカの自助タウンシップにおける食料と生存
1980Ledogar Rj · PubMed · Zambia (Lusaka)
1978年、ザンビアのルサカでは、ユニセフとアメリカ・フレンズ奉仕委員会が都市農業を拡大するパイロットプロジェクトを開始した。このプロジェクトは、都市部の居住区画での家庭菜園、道路脇や緑地帯の耕作、遊休地の利用、小規模家畜の飼育、都市周辺での小規模農地の共同耕作、そして最終的には都市住民の一部を都市周辺の農場へ再定住させることを目指している。1980年までにサービスが自立することを目標としている。
福祉食料主権・社会正義コミュニティ近郊農業都市農業と農家の都市的土地利用
1979Taizan Oishi, 堪山 大石 · Institutional Repositories DataBase (IRDB) · Japan
本研究は、市街化進行地域における近郊農業と農家の変容・再編過程を、従来見過ごされがちであった「旧農家群」を含めて分析した。農地転用、作付変化、農家数、農業就業人口の変化を分析し、非農業的土地利用が進む地区で15年間の経営体変貌を調査した。その結果、貸家経営は経営学的に成立せず、地価上昇率が異常に高いため、早期に貸家経営を行うほど損失が大きいことが理論的に説明された。
事業採算・継続性都市農村連携経済政策デジタル農業リーズ周辺の貸し農園における一般的な作物害虫に関する調査
1979Howard J. Atkinson, Naomi Gibson, Harry C. Evans · Plant Pathology · United Kingdom (Leeds)
英国リーズ周辺の12箇所の貸し農園で140人の栽培者を対象とした調査により、広範囲の作物害虫が特定され、アブラナ科植物、ジャガイモ、ニンジンがより頻繁に被害を受けていました。10箇所の既存の農園の33区画と2箇所の新規農園の6区画から採取された土壌サンプルでは、それぞれ21区画と1区画でジャガイモシストセンチュウが潜在的に有害な個体数レベルで存在することが判明しました。また、8箇所の農園の土壌サンプルからは、ニンジンハエの広範囲にわたる越冬個体群が確認されました。
汚染・食品安全コミュニティ生物多様性健康ボストンの都市菜園における土壌汚染と植物による鉛吸収に関する研究
1979T. M. Spittler, William A. Feder · Communications in Soil Science and Plant Analysis · United States
本研究は、ボストンの裏庭、遊び場、コミュニティガーデン、遊び場から採取された約900の土壌サンプルをX線蛍光分光法で分析し、鉛汚染の深刻な問題を示した。平均800 ppmの鉛レベルが検出され、これは過去の鉛塗料の広範な使用に起因するとされた。鉛レベルが100〜2000 ppmの土壌で栽培された植物種は鉛の吸収に差を示し、果実が根よりも少なく、根が地上部よりも少ないという傾向があり、土壌から植物組織への鉛の移行が確認された。
汚染・食品安全健康入門児童心理学における「子ども」としての植物
1979William E. Roweton · Psychological Reports · Global
本研究は、入門児童心理学の授業で野菜の苗を育てることの教育上の利点を考察した。このプロジェクトは、児童発達における栄養の重要性、都市型園芸の人気と実用性に対する学生の注意を喚起した。また、植物を「育てる」活動は、子どもを「育てる」ことへの示唆に富む類推であることが示された。
食育健康DIY・自作コンパニオンプランティングがキャベツの鱗翅目害虫に与える効果
1979M. A. Latheef, R.D. Irwin · The Canadian Entomologist · United States
米国バージニア州南部で行われた圃場実験に関する論文で、キャベツの主要な鱗翅目害虫に対するコンパニオンプランツ(混植ハーブ)の忌避効果を定量的に検証した。1976~1977年に米国で推定3,300万件の家庭・コミュニティ菜園が営まれていたという背景のもと、有機栽培者が唱えるコンパニオンプランティングの効果について実証的根拠がほとんどなかったことを研究の動機として挙げている。ただし、要旨には実験の具体的な結果は示されていない。
DIY・自作有機資源循環コミュニティコロラド川流域における水開発戦略:拡大対内巻化
1978Gary B. Palmer · Anthropological Quarterly · United States
本論文は、クリフォード・ギアツの内巻化理論(資源不足への適応戦略としての社会的・技術的サブ戦略)を、米国コロラド川流域の水開発に適用している。都市農業を含む内巻化を競争的拡大の代替戦略として提案し、地熱開発、海水淡水化プラント、灌漑プロジェクトに対する地域的影響を解釈する。エネルギー開発が地域の水配分と水質に与える影響は、制度的・経済的要因に依存すると示唆している。
政策気候変動コミュニティガーデンの組織化:参考文献
1978M. Klein, M. Smith · OSTI OAI (U.S. Department of Energy Office of Scientific and Technical Information) · United States
この参考文献集は、米国におけるコミュニティガーデンの組織化に関連するパンフレットとニュースレターを掲載している。「コミュニティガーデンハンドブック」、「コミュニティガーデン組織化ガイド」、および「カリフォルニアのコミュニティガーデンプロジェクトの概要」などの資料が含まれる。また、1977年のアメリカにおけるガーデニングに関するギャラップ調査の結果も参照されている。
コミュニティDIY・自作政策学校園に関する研究(第Ⅱ報)——大阪市立小学校の実態調査を基にして
1978Yoshiharu OKAMOTO, Tsuyoshi Yoneda, Zyunichi Tamazaki · Institutional Repositories DataBase (IRDB) · Japan
大阪市立小学校77校を対象に学校園(校内農園)の実態を調査した研究。調査結果に基づき都市部小学校向けの学校園づくりのモデルプランを設計しており、学校園の平均面積は956㎡、余裕地に対する学校園の利用率は平均37.1%で、これらの数値は面積・樹木の多様性ともに十分とは言えない水準であるとし、教材としての樹木維持という目的も踏まえ、狭い空間を最も効果的に活用する方法を検討している。
食育コミュニティ環境教育(メソロジック教育)
1977Harry Wals · Aménagement et Nature · Netherlands (The Hague)
この記事は、学校の専門的な環境コース間のつながりとしての環境教育(メソロジック教育)について説明しています。ハーグの学校園地方事務所が、技術支援、生きた動物、維持管理の例、設備を提供することで、生徒の環境教育において教師を実践的に支援する方法を詳述しています。
食育コミュニティショートループ・リビング
1974Sam Love · OSTI OAI (U.S. Department of Energy Office of Scientific and Technical Information) · Global
この論文は、現代の産業社会が広範な資源ネットワークに依存していることを論じ、自己完結型のショートループおよびフローシステムへの移行という代替案を提案している。都市農業や太陽エネルギー住宅におけるショートループの事例を説明し、分散化と多様性を提唱している。
有機資源循環食料主権・社会正義気候変動公園と庭園
1973Ivor H. Seeley · Palgrave Macmillan UK eBooks · United Kingdom
この章は、公共公園、子供の遊び場、および貸し農園の3つのセクションに細分されている。
コミュニティ政策コミュニティガーデン:人々のための園芸
1973Steven L. Doud, Greg Pagano · HortScience · United States
アメリカの多くの都市住民は、庭が安価で質の高い食料、レクリエーション、リラクゼーションを提供できることを再発見している。特に多くの大学コミュニティでコミュニティガーデンプロジェクトが芽生えており、学生は収入を補い、植物と触れ合う機会を求めている。これらのプロジェクトは、文化的な管理哲学や作業負荷の配分において多様性があるものの、豊富な食料生産と庭師の楽しみという共通の目標を共有している。
コミュニティ経済健康1p-F-15 Spherical rotorの回転相関関数と中性子散乱
1971重一朗 浜, 伝 中村 · 年会予稿集 · Cuba
キューバでは、鉄、ビタミンA、ヨウ素などの微量栄養素欠乏症に対処するため、食料多様化、食品強化、栄養補助食品の提供などのプログラムが実施されている。都市農業は、野菜や果物の入手可能性と消費を増やすことで、食料多様性を高める戦略の一つとして位置づけられている。キューバでは、7歳までの子供におけるビタミンA欠乏症は存在しないことが研究で示されている。
健康食料主権・社会正義アフリカにおける企業、経営、組織:研究への提言
1971Jeff Garmany · The Journal of Modern African Studies · Africa
本稿は、多くのアフリカ諸国が経済発展を急ぐあまり、農村と都市、農業と産業のバランスに関する戦略と優先順位を誤る危険性があると指摘している。特に、増加する人口を長期にわたって支える上で不可欠であるにもかかわらず、研究が軽視されてきた伝統的な食料農業(自給用または換金用)に対し、より多くの研究的関心を払うべきであると提言している。
制度・ガバナンスの不全都市農村連携経済政策果たされぬ約束―ワイマール期ドイツの住宅危機
1970Silverman D. P. · Central European History, Vol. 3, No. 1–2, pp. 112–139 · Germany
ワイマール憲法155条が掲げた住宅供給の約束と、慢性的住宅不足や戦後の混乱の中でそれが未達に終わった経緯を検証し、定住・住宅政策の制度的背景を示す。
政策福祉経済ルブリン市中心部の貸し農園:空間・都市計画の文脈における起源と保全に関する課題
1970Natalia Przesmycka, Rafał Strojny · Teka Komisji Architektury Urbanistyki i Studiów Krajobrazowych · Poland (Lublin)
本稿は、ポーランドのルブリン市中心部にある貸し農園を、歴史的、建築的、景観的な観点から分析し、最も古い「Nasza Zdobycz nad Bystrzycą」を事例としています。都市中心部の貸し農園が商業開発のリスクにさらされていること、所有者の疎外感の増大、およびこれらの地域の荒廃が進行していることを指摘しています。本研究はこれらの問題を説明し、地域の活性化に向けた設計案を提案しています。
制度・ガバナンスの不全コミュニティ政策都市農村連携都市農業に関するラジオ広報の利用
1970Clifford W. Scherer · Journal of Applied Communications · United States
1970年発表の論文で、農業普及事業の伝統的な対象者が農村住民であった歴史的背景を、ランドグラント大学設立当時の米国人口の66%が農村人口であったことや、52年後のスミス=リーバー法制定時にも人口の4分の1以上が農場に居住していたという数値とともに述べている。要旨に示された内容はこの歴史的背景のみで、都市農業に関するラジオ広報の利用実態についての具体的な結果は含まれていない。
コミュニティ食育人間が消費する雑草源。熱帯および温帯ラテンアメリカの比較
1969Martha Díaz-Betancourt, Luciana Ghennandi, Ana H. Ladio, Ismael R López-Moreno, Estela Raffaele, Eduardo H. Rapoport · Revista de Biología Tropical · Latin America
この研究は、熱帯(メキシコ、コアテペック、400サンプル)と温帯(アルゼンチン、バリローチェ、739サンプル)のラテンアメリカにおける食用雑草のバイオマスを比較した。食用可能な生バイオマスの平均値は、熱帯地域で1277-3582 kg/ha、温帯地域で287-2939 kg/haの範囲であった。コアテペックでは43種、バリローチェでは32種がサンプリングされ、全体の平均はそれぞれ2.1トン/haと1.3トン/haであった。
食料主権・社会正義都市農村連携