研究・論文
市民の都市農業・食育・コンポスト・福祉などに関する研究や報告書を集めています。
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批判的・否定的知見
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キューバ都市農業の事例研究
2011Sinan Koont · University Press of Florida eBooks · Cuba
本章は、著者が多数の関係者へのインタビューを通じて得た、キューバの都市農業に関する複数の視点の概観から始まる。続けて著者自身が実施した現地視察の報告を収録している——サン・クリストバル市(水耕栽培ユニットIPAバタージャ・デ・ルビ、UBPCエル・マンゴを含む)、マタンサス市(オルガノポニコ・トリアングロ、エンプレサ・フォレスタルのオルガニポニコを含む)、サンティアゴ・デ・クーバ(オルガノポニコス・ルイス・M・ポスおよびロベルト・アレグレ・カプリレス)、ハバナ市(国家的模範に認定されたUBPCオルガノポニコ・ビベロ・アラマル、CCSアンテロ・レガラデス・ファルコン、CCSFアリデス・エステベス・サンチェス、パルセラ・デ・ファルコン、パティオ・ラ・イエルバ・ブエナ)。定量的な調査結果ではなく、事例の記述にとどまっている。
コミュニティ経済政策屋上緑化構成要素の特性分析に基づく定量的類型区分基準に関する研究(韓国)
2011길승호, 송병화, 양병이 · · South Korea
ソウル特別市が2002〜2004年に造成した屋上緑化30カ所の現況調査に基づき、クラスター分析によって屋上緑化を3類型に再分類する際の特性を分析した研究である。従来の分類は構造安全性診断による類型判定と現地での専門家による目視判断に基づいており、修正が必要とされた。分析の結果、屋上庭園(ルーフガーデン)と屋上緑化(グリーンルーフ)の概念は従来の研究とは異なることが示された。「屋上庭園」と呼ばれる集約型緑化は総合的な管理に近く、「屋上緑化」は粗放的な管理に近いとされた。緑化タイプの再分類には数量化理論(カテゴリカル回帰分析)の統計手法を用い、緑化タイプに影響する要因を抽出した。回帰分析における説明力を示す決定係数(R²)は95.2%だった。この結果から、屋上庭園は人々による高い活動性を求められていることが示された。
政策コミュニティ小麦・水稲・スイカの二年三作輪作モデルに関する取り組みのまとめ(中国)
2011陈百如 · 上海蔬菜 · China
プロジェクトの実施主体は杭州丁一農業開発有限公司で、同社は浙江省杭州市蕭山区の農業龍頭企業、浙江省無公害生産基地、杭州都市農業モデル園区、区の「百佳都市」農業モデル園区に認定されている。同社の経営面積は92ヘクタール、うち栽培面積は77.2ヘクタール、養殖可能な水面は14.8ヘクタールである。同社が生産する丁一ブランドのスイカ、鮮食大豆、キャベツは国家A級グリーンフード認証を、丁一ブランドの鮮食トウモロコシ、ネギ、カリフラワーは国家無公害食品認証を受けている。
コミュニティDIY・自作経済都市農業への技術支援拡大——カリフォルニア州とその先における普及事業のベストプラクティス
2011Kristin Reynolds · Journal of Agriculture Food Systems and Community Development · United States
カリフォルニア州アラメダ郡において、カリフォルニア大学スモールファームプログラムが2006年から2009年にかけて、都市農家・菜園者52人への訪問面談、普及職員への調査、参与観察を実施した。都市農業の実態、事業者が抱える課題と必要な支援、普及職員の都市部でのプログラム拡大への関心を検討した。
政策食育コミュニティ信じがたいほど縮小する都市
2011James Krohe · Planning · Global
人口減少が続く都市では荒廃(ブライト)が生じやすいが、計画的な対応によってより望ましい都市空間を作る機会にもなりうるとする論考。生態学的基準に基づく土地の再分類、空き地・放棄地を買い上げて土地銀行として保有する仕組み、都市農業や緑地への転用、歩行可能な街区づくりや交通インフラの改善を、人口減少都市の戦略的計画の要素として挙げている。
政策コミュニティ都市農村連携トラブゾンにおける小学校校庭のデザインと土地利用
2011Özge Volkan Aksu, Öner Demirel · DergiPark (Istanbul University) · Europe (Turkey)
トルコ・トラブゾン市中心部にある小学校35校の校庭を対象に、既存の物理的状態を把握するため実施された調査研究。周辺環境の利用状況、校庭内の開放・緑地空間の充足度、機能面・美観面から見た土地利用の適切さ、屋外設備要素について観察・検討を行った。トルコの教育機関では緑地の不足やコンクリート敷きの校庭など、子どもの発達段階の要求に沿わない屋外空間計画が一般的に見られることを背景としているが、35校の調査結果自体の具体的な数値は要旨に記載がない。
食育コミュニティ緑化屋上の構成要素特性分析による様式の定量的分類に関する研究——ソウルの事例を中心に
2011Sung-Ho Gil, Byeong-Hwa Song, Byoung-E Yang · KIEAE Journal · South Korea (Seoul)
ソウル特別市が2002年から2004年にかけて造成した緑化屋上30か所の現況を調査し、クラスター分析により3類型への再分類を試みた研究。従来の分類は構造安全性診断と専門家による現地での目視判断に基づいていたが、見直しが必要とされた。屋上庭園(集約型緑化屋上)と緑化屋上の概念を先行研究とは異なる形で整理し、屋上庭園は総合的管理に近く、緑化屋上は低管理に近いと位置づけた。カテゴリカル回帰分析による統計的検討も行い、緑化タイプに影響を与える要因を抽出した結果、回帰分析の説明力を示すR二乗値は95.2%であった。この結果から、屋上庭園は人々の活発な利用を前提として求められる空間であることが示された。
コミュニティ政策重金属汚染土壌におけるアーバスキュラー菌根菌の分子生物多様性
2011Saad El‐Din Hassan, Eva Boon, Marc St‐Arnaud, Mohamed Hijri · Molecular Ecology · Canada
カナダ・モントリオール市内のコミュニティガーデン土壌の重金属(ヒ素、カドミウム、銅、鉛、スズ、亜鉛)濃度調査に基づき選定した汚染地と非汚染地で、オオバコ(Plantago major)の根および周辺土壌から在来アーバスキュラー菌根菌(AMF)の群集構造をPCR-DGGE法、クローニング・シーケンシング、直接シーケンシングにより解析した研究。重金属汚染土壌では、非汚染土壌と比較して在来AMFの多様性(リボタイプ数で評価)が低下しており、群集構造も重金属汚染によって変化していることが確認された。非汚染土壌では複数種のGlomus属とScutellospora aurigloba、S. calosporaが優占リボタイプであった一方、G. etunicatum、G. irregulare/G. intraradices、G. viscosumは汚染・非汚染の両方の土壌で検出され、G. mosseaeおよびGlomus属の未同定リボタイプ(B9、B13)は重金属汚染土壌で優占していた。汚染地でG. mosseaeが優占したことは、この種が重金属ストレスへの耐性を持ち、ファイトレメディエーション(植物による浄化)に利用できる可能性を示唆するとされている。
汚染・食品安全生物多様性有機資源循環都市型現代農業園芸人材育成の研究と実践
2011Zai Xue-ming · Ningxia Journal of Agriculture and Forestry Science and Technology · China
中国のある農業系教育機関は、都市型現代農業に対応した園芸人材を育成するため、高等教育と農業職業教育を組み合わせた「ダブル証書」対応の特色ある園芸カリキュラムを構築し、教員の研究プロジェクトや農業支援サービス、学生の実践・起業訓練プログラムと結びついた学内外の実習拠点を整備したと報告する。学生のイノベーション・起業能力は「著しく向上した」としているが、測定データや比較対象は示されていない。
食育ナイジェリアにおける持続的貧困削減のための都市農業推進――適切な普及政策の課題
2011ON Nwaogwugwu, JU Ulebor, AC Agumagu, CL Aboh · Journal of Agriculture and Social Research (JASR) · Nigeria
本稿は、ナイジェリアにおける農村から都市への人口移動が農業・国家開発に及ぼす影響を検討し、普及政策がこれまで主に農村部の農業に焦点を当ててきたため、貧困削減における都市農業の役割が軽視されてきたと論じる。都市部の零細農家に対し、都市で需要のある食料品目についての情報を提供する都市向け普及サービスの整備を提言しているが、独自の調査・実験データは示されていない。
政策コミュニティ経済生殖に関する健康と工業化された食料システム――政策的介入の論点
2011Tracey J. Woodruff, Patrice Sutton, David Wallinga, Joanne Perron, Michelle Gottlieb, Lucia Sayre · · United States
本総説は、米国の食料生産システムにおける農薬・化学肥料・ホルモン・抗生物質・化石燃料の集約的利用、および食品包装に用いられる化学物質が、ヒトの生殖・発達に関する健康に害を及ぼしうるという証拠を検討し、農業法(Farm Bill)や有害物質規制法(Toxic Substances Control Act)の改正、医療部門による都市農業プログラムや農家からの食料調達への関与強化を含む政策が、生殖に関する悪影響を防ぐために必要だと論じる。この抄録は都市農業そのものについての具体的な負の結果やヌル結果を報告してはおらず、都市農業プログラムは提言される政策対応の中で調達先の一つとして挙げられているにすぎず、測定対象として扱われているわけではない。
健康食料主権・社会正義政策アリゾナ州フェニックスの低所得地域におけるコミュニティガーデニング:プログラムと住民認識の整合
2011Tommy Bleasdale, Carolyn J. Crouch, Sharon L. Harlan · Journal of Agriculture Food Systems and Community Development · United States
米国アリゾナ州フェニックスの低所得マイノリティ地域で、非営利団体が主導する地域食料イニシアチブの一環として運営されながらも運営に苦戦しているコミュニティガーデニングプログラムを対象に調査を行った。インタビューと参与観察に基づいて作成した探索的調査の結果、住民にはガーデニングへの関心や経験があるものの当該プログラムへの認知度は低く、現在のガーデナー・元ガーデナー・未経験者の間で便益・負担の受け止め方が異なり、住民が挙げた便益は地域食料イニシアチブが掲げる目標としばしば一致していなかったことが明らかになった。
制度・ガバナンスの不全コミュニティ福祉コミュニティ庭園と社会統合機能を備えたグリーン・コミュニティ再発見センターの設計
2011이응직, 이형숙, 윤은주, 칼루 엑페게어, 고성철 · · South Korea
コミュニティ統合の観点からグリーン・コミュニティ再発見センター(GCRC)の機能と役割を検討し、多様な緑化屋根を備えたGCRCを設計し、太陽光発電などの再生可能エネルギーシステムを建築緑化に応用する可能性を検討した韓国の研究。GCRCの4つの主要機能モジュールとして、環境教育プログラムを伴うエコパークとコミュニティガーデンの導入、教育プログラムを伴うグリーンハウジングモデルの導入、ディスカバー・サイエンスセンター、教育プログラムを伴うグリーンビジネスモデルの導入が提案された。設計上は、1)コミュニティガーデンの機能、2)グリーンビジネスモデル、コミュニティ堆肥化システム、都市農業システムの確立、3)GCRC内の社会的相互作用におけるコミュニティガーデンの役割、の3つの主要機能が示された。被覆植物にツルマンネングサ(Sedum sarmentosum)を用いた緑化屋根の気温は、非緑化屋根よりも約3℃低く、太陽光発電システムの効率向上の可能性が示された。GCRCの導入は、近隣住民の満足度、生活の質を高め、社会統合とコミュニティ再生に寄与すると結論づけられた。
コミュニティ食育コンポスト政策モハバネ・コミュニティ菜園プロジェクトが貧困削減の目標を達成できなかった理由の調査と再生に向けた提言
2011Morongoa Rosina Pako · · South Africa
南アフリカのモハバネ・コミュニティ菜園プロジェクトを対象に、同プロジェクトが貧困削減という目標を達成できなかった理由を明らかにするための質的研究手法を用いた評価研究。南アフリカでは、人口の約33%が月収271ランド未満、50%が月収422ランド未満、79.1%が月収1,230ランド未満で生活しているとされ、東ケープ州とリンポポ州の貧困率がそれぞれ68.3%・60.7%と最も高く、西ケープ州とハウテン州はそれぞれ20%・28.8%と最も低い。政府は1994年以降、社会扶助・雇用創出プログラム・企業開発・基礎的世帯保障・社会サービス・災害救援・雇用関連の社会保険などを柱とする貧困対策プログラムを展開してきた。こうした政策的背景を踏まえ、本研究はモハバネ・コミュニティ菜園プロジェクトを評価し、プロジェクトが貧困削減の目標を達成できなかったことを確認した。
効果は限定的コミュニティ経済福祉「3G-Box」複合型エコ建築設計——「都市農業を建築学部総合棟に組み込む」設計を例に
2011陈波, 杨卫丽, 苏原 · 华中建筑 · China
設計論考(華中建築、2011年)は、都市農業の要素を組み込んだ大学建築学部総合棟のデザインを事例として、「3G-Box」複合型エコ建築のコンセプトを提示する。論考は低炭素・省エネ・生態的持続可能性の理念を軸に、包摂的・開放的・相互作用的で省エネかつグリーンな、伝統と現代を融合した新しい建築像を目指す設計提案であり、測定結果を報告する研究ではない。
政策コミュニティ都市コミュニティガーデンが果物・野菜摂取に与える影響
2011Christina Purcell · Arrow - TU Dublin (Technological University Dublin) · United Kingdom
アイルランド・ダブリンの都市コミュニティガーデンを対象とした論文の背景部分(2011年、英国拠点)で、地域住民が運営する菜園がダブリンでは小規模な旧住宅用地(Cabra Park)から4エーカーのSantryの敷地まで規模が様々であり、区画別利用や共同栽培、スープキッチンなど慈善団体への区画提供、大学の実習区画としての利用など多様な形態を持つと述べる。既存文献を引用し、米国・カナダには推計18,000か所のコミュニティガーデンがあり、栄養改善・身体活動の増加・社会的つながりの強化・メンタルヘルスの改善といった効果が報告されてきたとするが、この抜粋自体はダブリンにおける果物・野菜摂取への影響を測定した独自データや結果を提示していない。
コミュニティ健康食育ケープタウン高層住宅地区におけるコミュニティガーデンを通じた都市食料安全保障——成果と健康便益の分析
2011Chabalani Ndlovu, Shethile Simelane, Kgosiwele Mngeni · Zenodo (CERN European Organization for Nuclear Research) · South Africa
生鮮食品の入手が地理的制約や社会経済的格差により限られがちな南アフリカ・ケープタウンの高層住宅地区で、菜園利用者と非利用者の対照群を比較する調査・インタビュー・観察を組み合わせた混合手法により、コミュニティガーデンの利用実態を調べた。コミュニティガーデンは従来の都市農地に比べ単位面積あたり平均50%多い生鮮農産物を生み出し、地域の食料安全保障に寄与するとともに、栄養状態の改善や肥満率の低下といった健康面の変化も利用者に見られた。
食料主権・社会正義健康コミュニティ太原市における都市園林緑化に関する考察
2011Zhu Ke-xian · Shanxi Architecture · China
中国・太原市の都市園林緑化を対象に、その機能と発展状況を分析した論文。都市緑化公園の配置原則と方法を示すとともに、芝生計画、森林生態緑化、緑化に関する法制度整備という観点から、太原市における今後の園林緑化の留意点と設計の方向性を論じている。
コミュニティ政策カラジ市中心区の農家におけるコミュニティ支援型農業(CSA)への参加意識に関する調査
2011شعبانعلی فمی شعبانعلی فمی, قاسمی قاسمی, سرور امینی سرور امینی, سعادتزاده سعادتزاده · پژوهش های اقتصاد و توسعه کشاورزی · Asia
イランのカラジ市中心区(マルカジ地区)の農家1,598人を母集団とし、コクラン式により117人、最終的に130人を単純無作為抽出した相関調査。信頼性はクロンバックのアルファ係数0.7〜0.9で確認された質問票を用いた。結果、農家がCSA参加に関心を持つ主な動機は資金源の確保と農産物の販路確保であった。相関分析では、市民からの資金支援受け入れへの関心度は年間所得・家族労働力の利用・市民の農場訪問回数と1%水準で有意な正の相関を示し、居住地への依存度および教育水準とは5%水準で有意な正の相関を示した。クラスカル・ウォリス検定では、居住地域の異なる農家グループ間で、市民からの資金支援への関心、多様な所得層の市民との協力志向、農業所得への満足度、作付期間の長さについて5%水準で有意差が認められた。
CSA・提携経済コミュニティ開発途上国における強靭な都市づくりと都市農業の役割——グローバル・フードシステム未来予測プロジェクト
2011H. de Zeeuw, R. van Veenhuizen, Marielle Dubbeling · · Global
グローバル・フード&ファーミング未来予測プロジェクト(Foresight Project)の一論文で、開発途上国における都市の諸課題への対応策としての都市農業の可能性に関する既存のエビデンスをレビューし、地方・国レベルの行政が都市農業をどう捉えているかを概観したうえで、持続可能な都市開発における都市農業の位置づけについて著者らの見解を示している。
政策食料主権・社会正義気候変動「アグリレジャー」——農業・レジャー・社会変革の関係を再考する
2011Ben Amsden, Jesse McEntee · Leisure/Loisir · Global
本稿は、農業を余暇・レクリエーションの対象として捉える枠組み「アグリレジャー(Agrileisure)」を提示する。ファームベースのアグリツーリズム、趣味としての農業、ファーマーズマーケット、CSA(地域支援型農業)など、農業の供給側・需要側の両方に関わる活動を扱う。既存のレジャー研究における農業に関する議論はファームツーリズムの範囲にとどまっているとし、レジャー学、生態学、社会学、心理学、社会正義論、地理学を理論的基盤とする枠組みを提示している。
コミュニティCSA・提携持続可能性の定義と応用:社会文化・経済・生物学的概念の接続
2011Patricia M. Clay, Julia Olson · Anthropology News · Global
このAnthropology News掲載記事について得られた情報は、持続可能性・生物人類学・漁業管理・食料システム・持続可能な漁業・CSA(地域支援型農業)・食と栄養・生態環境というキーワード一覧のみであり、研究内容や手法、結果を記述した本文は含まれていない。
コミュニティCSA・提携食料主権・社会正義ガーデンコミュニティ:私たちの新しい都市のための古い直観 ― カタルーニャ地方の事例
2011Jordi Franquesa Sànchez · Revista iberoamericana de urbanismo · Spain
スペイン・カタルーニャ地方における「ガーデンコミュニティ」(戸建て庭付き住宅の類型と、オープンスペース・施設の戦略的活用を基盤とする都市介入)を、19世紀末から1960年まで ― 自家用車の普及がコミュニティ設計の考え方を大きく転換させた時期まで ― の期間にわたって調査した研究。ガーデンコミュニティは主要な特徴を保ちながら異なる文化的文脈に適応できる汎用性を持ち、その結果として多様な設計事例を生み出しており、現代都市の成長を考えるうえで重要な先例をなすとしている。
コミュニティ政策「大地は人々を豊かにする」——ロサリオ(アルゼンチン)都市農業プログラム
2011Arrate Corres Velasco · Soberanía alimentaria, biodiversidad y culturas · Argentina
アルゼンチン・ロサリオ市の都市農業プログラムは、社会的経済のプロジェクトを地区に組み込むことで、都市の景観の一部を変えることに成功した。かつて使われていなかった空き地は、現在アグロエコロジー的な手法で運営されるコミュニティ菜園となっている。この取り組みを統括する技術チームのメンバーであるマリアナ・ポンセ氏とラウル・テリレ氏が、プログラムの内容について語っている。
コミュニティ有機資源循環都市型現代農業の発展が地域生態系サービス価値に与える効果分析——中国・北京
2011Xiaohe Gu, Jihua Wang, Lijian Han, Huang Wenjiang, Pan Yuchun · Nongye xiandaihua yanjiu · China (Beijing)
中国・北京市内の都市型現代農業モデル区を対象に、複数時期のLandsat TM画像を用いて土地利用・被覆の変化を把握し、植生被覆を指標とする生態系サービス価値の定量評価モデルを構築した。結果、都市型現代農業の発展は土地利用の多様化と森林・草地・水域面積の増加を通じて生態系サービス価値を大きく向上させており、農地の保全と転換の高度化を進めることで環境改善と農業生産の増加を両立できることが示された。
生物多様性政策